半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に、「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

堅実女子のみなさんは最近、誰かに口説かれましたか?

筆者は30代でバーデビューするまで、彼氏ナシ歴を更新しながら出会いもなく、浮いた話とは全く縁遠い人生を送っておりました。

しかし、妙齢の女性が一人で飲みに出かけると、そんな筆者にもたまに異性から口説かれるという大変光栄な機会が巡ってくるようになったのです。それが直接恋愛関係を生むような口説きでなくとも、異性から口説かれるという経験は、女性に自信と心の潤いをもたらす効果があります。

とはいえ、いいことばかりではありません。しつこく粘着されたら困る&めんどくさいので、「明らかに好みでない人や危険な人から口説かれたら嫌だし」と構えてしまう堅実女子も多いでしょう。

そこで今回は、口説かれ上手になるためのメソッドを、OKな口説かれ方&危険な口説かれ方の例と一緒にお話したいと思います。これで、一人飲みではどんなシチュエーションで口説かれるものなのかもわかるようになりますよ。

ただ口説かれるだけなら実は女子力アップの効果がある!

飲み屋で口説かれる=酔っぱらいおじさんから言い寄られる、といったイメージを抱きやすいもの。何となく、「自分が気持ちを返せない相手に好意をもたれても……」と思ってしまいますよね。

もちろん、最初からキッパリとした態度で断る生真面目さは美徳と言えるでしょう。しかし同時に、「そこまで構える必要はない」とも思います。

モテる女性の条件として「程よいスキがある」とよく言いますよね?飲みの席などで好みのタイプでない方に毅然と接しすぎると、結果として周囲に「スキがない」という印象を与えてしまうのです。

好みでない方から声をかけられても、冷たくし過ぎず感じよくかわすスキルを身につけておくほうが、女性としてお得です。そのためにはまず、「好みじゃない人からナンパされてもマイナスにしかならない」という意識を払拭しましょう。

たとえ話として、ラテン系の男性を思い浮かべてください。彼らは「ステキな女性に声をかけないなんて失礼だ」という意識で、男性同伴の女性にもウィンクすることもあります。

イタリア旅行中に現地のイケメン男性が、通りすがりにさりげなくあなたに目配せしてきたら、不快に感じるでしょうか?ただの通りすがりなら「私をちょっとチャーミングだと思ってくれたのね」と、ちょっと嬉しくなりますよね。

一人飲みの席での軽い口説きは、その程度のものだと思って朗らかに受け止めましょう。

そうした余裕を持って興味のない口説きをかわしていくと、結果として女性としての立ち居振る舞いに余裕が出て、自然と美しく高見えさせてくれると思います。その余裕は、飲みの席だけでなく、ふだんのあなたの女子力もアップさせるはずです。

と言いつつも、実は筆者も一人飲みを始めた最初の頃は、軽い口説きに「えっ!?」と構えすぎていた時代がありました。たとえば妻帯者のオジサマが「何か好きなもの飲んで」なんて声をかけてきただけで、「不倫したがってるのかしら?ナメないで!」と固く考えて、それだけでムッとしてしまったこともあります。

その光景、想像してみてください。学生ならまだしも、アラサーの女性がそんな態度を取ると「真面目でかわいい」というより「固くて自意識過剰」な感じがしませんか?

筆者自身、そんな行動をとっていたら他人からどう見えるのかという視点が頭にありませんでした。意識が変わったのは、ちょっと意外な経験をしてからなのです。

浅草で着物レンタル体験をしたら口説かれる意識が激変!

筆者が一人飲みデビューしてしばらく経ったころ、浅草で着物レンタルの体験取材をしました。

今は各地で行なわれているサービスですが、当時は着物レンタル黎明期。取材なので「せっかくならインパクトのある派手な振袖とか着ちゃいましょう」と、同行の女性取材陣3名(全員アラサー)で、若い演歌歌手の如き装いで浅草の街をそぞろ歩いたのです。

ややお笑い要素のある記事を意識したセレクトでしたが、思いも寄らない結果と効果を生みました!

浅草と言えば日本的な観光地で、平日でしたが多くの外国人観光客で大賑わい。メインストリートをド派手な振り袖姿の我々が歩きだすと、周囲の外国人観光客が「ビューティフル!」と集まってきたのです。

日本人で着物のプロトコルをご存知の方が見ればちょっと派手すぎる装いでしたが、外国人観光客からすれば「あでやかな着物をまとった日本人女性達」と映ったのでしょう。握手を求められたり、一緒に写真に写ってほしいとリクエストされたり、歩く先々でアイドルのような扱いを受けました。

最初は戸惑いましたが、取材を終えての3人は全員ホクホク。寄ってきてくださった外国人の方々がみなウキウキオーラで「素敵」「きれい」と声をかけてくれるため、こちらも自然と笑顔で「丁寧に気持ちよく接しよう」という意識が出ました。チヤホヤされて、全員が自然と自分がすごい美女になったかのような動きや表情になってしまったのです。

チヤホヤされたら感謝して付き合う方が確実に色気が増す

浅草取材日に撮影した写真を振り返ると、3人ともすこぶる映りがよく、衣装の問題を差し引いても、普段よりかなり美女化していました。

人は扱われる環境で変わるとよく言いますが、本当です。30歳を超えた普通の女子が、美しさをほめられまくりチヤホヤされるという得難い経験をしたことで、なんだかホントに美人に見えちゃう表情や振る舞いを自然と行なっていたのです!

3人とも「このチヤホヤ効果は、ある意味エステに行くより女子力を上げる!」と感動しました。

そして筆者、別件のチヤホヤ=バーで口説かれたときにも、「チャーミングだと思って声をかけてくれてるんだから、構えすぎないでにこやかに応対したほうが自分も綺麗に見えるんだな」と気づいたのです。

そういう風に意識が変わった事で、結果としてその後、人並みに恋のチャンスの回数が増えました。要するに、口説かれる=女性としてチヤホヤされることをいい形で受け入れると、確実に女子力がアップするということです。

では、一人飲みの場ではどのように口説かれるのか?口説かれ例を、後編で紹介します。

一度チヤホヤされるだけで女としての自信が増す!

コツさえつかめば、どんな女性でも口説かれ上手になれる!〜その2〜に続きます。