Twitter、オンライン状態表示や「会話したがっているユーザー一覧」など新機能を予告。テスト参加者を募集
ラスベガスで開催された CES 2019より。Twitter はEngadget とのインタビューで、ユーザーのオンライン状態表示やチャット風のリプ表示など、導入予定の新機能に対するテスト参加者を、一般ユーザーから募集すると発表しました。

ツイッターは​​開発中の新機能として、ユーザーがオンライン状態かどうか他のユーザーに知らせるオンライン状態表示や、ユーザーがいまどこにいるのか・何をしているのか等をセットして個々のツイートに文脈を添える​​​ステータス更新機能、リプライのスレッドを見やすくする色分けやインデントなどを以前より予告しています。

同社のプロダクトマネジメントディレクター Sara haider が1月8日、家電見本市 ​​​​​CES 2019 の Engadgetライブステージで語ったのは、こうした新機能について従来よりもオープンなかたちでテスト参加者を募り、コミュニティからのフィードバックを元に改良したうえで実装するという、新しいベータテスト施策について。

新機能や仕様の変更については、従来からもさまざまな規模のテストを実施したうえでリリースしてきましたが、テスト参加者には守秘義務が課せられることが一般的です。

しかし # ハッシュタグ や @ メンションなど今では当然となった機能も、元はといえば Twitter ユーザーたちが発案し自主的に使われてきたものを公式が取り入れたという経緯があります。

今回のプログラムはこうした伝統を踏まえ、テスト参加者が新機能についてオープンにシェアしてフォロワーと話し合うことができるようにし、コミュニティからのフィードバックを継続的に得て改良したうえで導入する試みです。

ベータプログラムでテストされる新機能についての詳細に関しては触れられませんでしたが、最近のツイッターが予告やチラ見せで反応を探った新機能・新仕様としては、



・オンライン状態表示

チャットアプリのように、ユーザーがオンラインでTwitterアプリを開いている、またはメッセージに応答できる状態かどうかを表示する機能。ユーザー間の会話を促進するため。オンライン表示をするかしないかはユーザーが選択できる。

・ステータス更新

ユーザーがいま何をしているのか、どこにいるのか等を表示する欄を新たに設定。​​​​いま何をしているか、を短文で伝えるのがツイッターの趣旨だったことを考えると若干混乱しますが、この場合のステータスはたとえば「イベントXXに参加中」「XXを鑑賞中」など、一定期間継続するユーザーの状況を示すもの。

設定した状態でのツイートにはそのときのステータスが紐づけされるため、ユーザーが同じ一言を呟いたとしても、それが何をしているときのコメントなのか、何に対しての発言なのか、文脈を辿りやすくなります。​​​​​

現在は名前の後半を書き換えてこのステータス表示に近い使い方を自主的に実現しているユーザーもいますが、ステータス表示はこれを公式に取り入れ、個々のツイートに対して自動的にステータスをタグ付けして残せるようにするイメージです。



・「アイスブレーカー」ツイート

「お題」や質問のように、会話のきっかけとなるツイート。上のスクリーンショットの例では、「オンラインのユーザー」以下にリプ歓迎ユーザーの一覧としてアイスブレーカーツイートが並び、気軽に話しかけやすくなっています。

とにかくチャットアプリのように使ってほしい、広がる会話を促進したいというツイッターの方針が分かる新機能の提案です。

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・リプライの表示方式改善

特定のツイートに対するリプライから、ツイートした本人の返信を色分けしたり、一段下げて(インデントして) 見分けやすくする機能。このほか、自分がフォローしているユーザーの発言は別の色で目立つようにしたり、会話のツリーを分かりやすくインデント表示するなど。文脈を分かりやすくするための仕様改善です。

         


上記の新機能・仕様変更のいずれも、まだ実験的な提案としてチラ見せされただけの段階であり、実際にこの通りに実装されるとはかぎりません。こうした新機能について、ツイッターユーザー一般に対して実際に使ってみての感想や提案を引き出し、継続的に改良しつつ導入の可否を決めるのが、今回発表されたベータプログラムの趣旨です。

ツイッターの新たなベータプログラムは、今後数週間のうちにも参加者の募集を開始する予定。変更を前提とした開発途上機能のテストでありフィードバック収集目的という性質上、応募者全員ではなく一定数のみが参加できる形式になる見込みです。