「あそこのサンゴは移している」 総理発言に波紋

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 普天間飛行場の辺野古への移設計画に関して、6日に出演した番組での安倍総理大臣の発言に波紋が広がっています。

 安倍総理は6日にNHKの番組に出演した際、普天間飛行場の辺野古への移設計画での土砂投入にあたって「あそこのサンゴは移している」とコメントしました。「あそこ」とはどこを指すのかは不明ですが、沖縄県の玉城デニー知事はツイッターで「それは誰からのレクチャーでしょうか。現実はそうなっておりません」と反論。沖縄県水産課によりますと、埋め立て予定海域全体では約7万4000群体のサンゴの移植が必要だが、このうち県が許可して防衛省沖縄防衛局が移植したのは絶滅危惧種の「オキナワハマサンゴ」9群体だけで、しかも今回の土砂投入区域にあったサンゴではないといいます。こうした安倍総理の発言に国民民主党の玉木雄一郎代表は。

 国民民主党・玉木雄一郎代表:「総理の発言についても、いかなる根拠と事実に基づいて発言されているかについては明らかにしていきたい」

 菅義偉官房長官は10日の会見で「辺野古側の埋め立て区域に生息していた移植対象のサンゴはすべて移植しており、環境保全措置にも最大限、配慮しながら対応している。(総理は)そういう趣旨の発言をされたのだろう」と苦しい説明に追われています。