どうする!どうなる…!?テレビ東京の次の刑務所企画に期待大!!

写真拡大

2018年12月30日の深夜、尖った企画でおなじみのテレビ東京さんで驚愕の番組が放送されていたことを皆さんはご存じだろうか…!?
その番組とは『ジャパニーズ in プリズン〜世界の獄中ニッポン人に会ってみた!〜』なるもの。

テレビ東京の公式HP内にある「番組内容」を見ると…
世界の刑務所は平等じゃない!?お金や身分制度が存在する刑務所内社会にMC東野幸治も驚愕!
▽凶悪犯に囲まれ日本語も通じない!見たこともない料理が出てくる壮絶な刑務所生活をしているニッポン人はどんな人!?
そして!日本では考えられない!?とんでもない理由で逮捕されたニッポン人が!被害者も日本人!海外で日本人が起こした!?事件を緊急調査!

とある。

な、な、なんて尖った企画なんだろう…。
ちなみにテレビ東京さんでは過去にも…、「ヤバい人たちのヤバい飯を通じて、ヤバい世界のリアルを見る」という前代未聞のグルメ番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』が放送されたり、日曜ビッグバラエティーの枠で、女子刑務所や交通刑務所など、全国の刑務所に潜入し、塀の向こうの衝撃的な実態を白日の下にさらしたこともあった(番組名は『激撮!ニッポンの裏側 刑務所密着24時&サラリーマン地獄特訓』)。

こういう企画を勇気を持って実行できるテレビ東京さんはやはり素晴らしい。
そして、そんなテレビ東京さんの勇気に敬意を表し、今日は刑務所に関する、なんとも信じられない情報を皆さんにお届けしようと思う。

それは…
『アメリカの刑務所で、日本発祥の即席ラーメンが「通貨」として使用されている!』
というもの。

世界的に認められて日本人としてはうれしいような気もしなくもないが…、喜んでいいのかどうなのか、とっても複雑な気持ちにある情報である。

CNNニュースによると…
 
米刑務所で「即席ラーメン」が大人気、物々交換の主役に米国の刑務所で服役者の物々交換に使われる主役に、従来のたばこに代わり「即席ラーメン」が選ばれているとの学術報告書が25日(2016年8月25日)までに発表された。

ラーメン人気の背景には受刑者が非常にまずいとこぼす獄内の食事があるとしている。報告書はアリゾナ大学社会学部博士課程のマイケル・ギブソンライト氏がまとめ、米シアトルで先に開かれた米国社会学会の年次総会で発表された。

同氏は服役者が5000人以上いる州刑務所を1年にわたって調査。
受刑者50人と刑務官7人から物々交換に使われる物品の「闇通貨」などの実態を聞いた。報告書には、同刑務所内でのラーメン人気がすごく、「受刑者の多くは手に入れるために保持している全てのものと取り換える気持ちにある」とする服役者1人の証言を紹介。この服役者は「みんな腹を空かせている」とも述べた。

同氏が調べた刑務所内では即席ラーメン1個の取引価格は0.59ドル(約59円)相当。街中の食料品店では10個入ったものは10ドルで手に入る。別の受刑者は「刑務所内は街頭での生活のようなもの。全てのものにお金を使う。ここではそれがラーメンだ」と言い切った。

ギブソンライト氏は、たばこではなくラーメンが監房のベッド清掃や洗濯のサービス、他の食料品などを入手するための手段として使われている実態に驚いたという。

同刑務所の食事サービスは2000年代初期、別の民間企業に管理を委ねて以降、変化したという。当初は、1日に3回温かいメニューが提供されていた。しかし、数年後に昼食は量が減り、冷たいサンドイッチと小袋のチップスに変わった。週末には昼食の提供が削除されたという。

ギブソンライト氏によると、タバコが刑務所内の闇通貨として使われたのは南北戦争時の軍刑務所が最初とされるが、実際にははるかに早い時期だった可能性がある。この慣習が突じょ変わったことには大きな意味があるかも知れないと指摘。闇通貨の主役として食料品がたばこに取って代わったことを示した他の研究報告書もあるとして、刑務所の食事サービスをより広範囲に見直す必要性に言及した。
[出典]
CNNニュース 2016.08.25

とのこと。

海外で愛用される日本のもの(メイドインジャパンのもの)を紹介する番組は数多くあるが、さすがにこれを地上波で扱うことは難しいのかもしれない…。でもきっとテレビ東京さんならやってくれるでしょう。
「刑務所」×「海外で愛用される日本のもの(メイドインジャパンのもの)」のコラボレーションがいつの日か見られることを期待したいものである。

(Written by ちゃかし)