熊本県で震度6弱2016年熊本地震とは違う震源域

2019/01/03 19:23 ウェザーニュース

3日(木)18時10分頃、熊本県熊本地方を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。震源の深さは約10km、地震の規模を示すマグニチュードは5.0と推定されます。この地震で、熊本県和水町で震度6弱、熊本市北区、玉東町で震度5弱を観測しました。

2016年の震源からは離れて発生

今回のこの地震、2016年に発生した一連の熊本地震の活動域からは少し北に離れており、これまでに知られている活断層はないエリアで発生しています。一般的に本震よりもM1程度小さい余震が発生し、震源付近では震度4〜震度5弱程度の揺れとなる可能性があります。今回の揺れが大きかったエリアでは、周囲に危険な箇所がないか念のため確認しておいてください。

日本列島には2000の活断層がある

2016年の熊本地震で最大震度7を記録した2回の地震の震源は、日奈久(ひなぐ)断層帯と布田川(ふたがわ)断層帯の一部と考えられています。ともに熊本市付近を北東から南西に走っている断層帯です。1995年の阪神・淡路大震災を引き起こしたのは、淡路島から神戸市にかけ伸びている六甲・淡路島断層帯の一部でした。これら断層帯は、過去に発生した地震の痕跡と考えられています。何千年〜何万年ぶりに断層帯がずれ動いて再び大地震が発生したのです。日本周辺には約2000の断層があるとされていますが、近くにいくつかの断層があると、まとめて断層帯と呼んでいます。