開始1時間足らずで14万円の戦利品を手にした猛者・おじんさん (C)oricon ME inc.

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 世界最大規模の同人誌即売会『コミックマーケット95』(C95)が29日から3日間、東京ビッグサイトで開催中だ。大寒波も予想されていたが、29、30日と晴天に恵まれ、SNSなどで来場者数は「例年以上では?」とも言われるほどの盛況ぶりだ。年に1度のお祭りとあり、経済効果も数十億規模。「みんな、いったい何を買っているの?」「いくらくらい使っているの?」そんな疑問を抱えつつ、歴戦の猛者たちに軍資金の詳細、戦利品の中身を聞いてみた。

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 開場して30分も経たないうちに大きな荷物を持って入口の近くにいたのは緑の龍の神主さん。戦利品はCDや本などで、好きなサークルのグッズを買い集めたようだ。「金額でいうと4万円くらいです。今日はサークルをめぐりましたが、1日目は企業ブースで、使ったのは6万円くらいかな?」とのこと。本日分はすでにほとんど買い終えており、明日も4万円くらいの予算を考えている。ふだんは大学生で、この日のためにバイトしてお金ためたとのこと。

 ほどなくして出会ったのが、両手に美少女が描かれた紙袋や布袋をたくさん抱えたおじんさん。どんなグッズを買ったのか聞いてみると、「東方Projectのフランドールというキャラクターのグッズを手当たり次第に。フランちゃん見つけたら即買いです」。11時前の時点で購入額が14万円という爆買いだったようだが、3日間での予算は25万。「コミケ歴は11年。毎年ボーナスはこの3日でほぼ消えますね!」と明るく話してくれた。

 また、回る順番や場所などを自分仕様にカスタマイズした素敵な“宝の地図”を持っていた朱鷺さんは、愛知県からの参加。前日はホテルに泊まり、始発から並んだそうだ。目当ては主に“薄い本”。予算は3日間あわせて約10万円。「だいたい10万円とは思っていますが、足りなければいつでも下ろします」。後悔するくらいなら予算オーバーも辞さないとのことだった。

 声をかけた猛者たちは、購入額が「2〜3万円」という声が最も多く、全体予算は「10万円」という声が多かった。年末の一大イベントのためにお金を貯めたという声も多く、ここでの完全燃焼が、来年への活力として生かされるに違いない。