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東京ディズニーランドに2020年春、新ファンタジーランドを中心とする大規模開発エリアが誕生します。

【TDL拡張】美女と野獣エリア視察レポ 工事の進捗&こだわりを徹底レポート

現在その工事現場では「サンプルヤード」の作業中。

現場を見てきました。

壁や屋根のテストを制作する場所

「サンプルヤード」とは、装飾の完成度を高めるテストの場。

実際の建物を作る前に各施設の屋根や壁などのサンプルを作り実験を行います。

様々な素材や材質を使い、同じ壁を複数パターン作ることもあります。

これらを屋外に置くことで、太陽光下での色の見え方をチェック。

さらに風雨にさらされた際の影響や耐久性も確認しているのです。

様々な実験から生まれる作り込まれた世界観

東京ディズニーランド大規模開発事業のサンプルヤードでは、「美女と野獣」のベルが住む村の建物の壁や、お城の壁などを制作していました。

壁に飾られる絵など、細かい内装までテストが行われていました。

岩や木の質感をいかに表現するか、テーマパークのリアルな世界観を生み出すのはこのような試行錯誤の繰り返しなのです。

美女と野獣エリアのすぐ側には、トゥーンタウンにオープンする「ミニーのスタイルスタジオ」の壁もテストされていました。

こちらはパステルカラーや丸みを帯びた形状など、トゥーンタウンらしいスタイル。

エリアによって世界観が異なる様子もサンプルヤードではしっかり見比べることができました。

これらサンプルの制作は職人さんたちの練習の場にもなっているそうです。

いよいよ2020年春に開業する東京ディズニーランドの新エリア。

試行錯誤の上に完成する全くエリアを見る日が楽しみですね。