昌子は何人目?「仏リーグアンでプレーした日本人」

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鹿島アントラーズDF昌子源のフランス1部トゥールーズ移籍が発表された。

そこで今回は、「リーグアン」と呼ばれるフランス1部リーグでプレーした日本人選手を特集してみよう。

廣山 望

リーグアンでの記録
2003-2004 モンペリエ(7試合0得点)

パラグアイの強豪セロ・ポルテーニョで活躍し日本代表デビューを飾った異色のドリブラー。その後ポルトガルのブラガを経て2003年夏にモンペリエと契約を結び、リーグアンで最初にプレーする日本人となった。

松井 大輔

リーグアンでの記録
2005-2008 ル・マン(94試合12得点)
2008-2009 サンテティエンヌ(22試合1得点)
2009-2010 グルノーブル(29試合4得点)
2011-2012 ディジョン(3試合0得点)

歴史の浅いル・マンを1部に定着させた日本有数の技巧派MFは、その実績が評価され古豪サンテティエンヌ、グルノーブル、ディジョンと4クラブに所属。現在まで唯一リーグアンで100試合以上に出場した日本人となっている。

中田 浩二

リーグアンでの記録
2005-2006 マルセイユ(9試合0得点)

日本代表での恩師フィリップ・トルシエ監督が就任した名門マルセイユに加入した中田浩二。しかし積雪のなか行われたデビュー戦での伝説的な空振りに始まり、トルシエ監督の早期解任、左サイドバックでの起用もあって期待に応えられなかった。

伊藤 翔

リーグアンでの記録
2008-2010 グルノーブル(1試合0得点)

高校時代にアーセナルの練習に参加し、当時のヴェンゲル監督からティエリ・アンリに喩えられた伊藤翔。「和製アンリ」として脚光を浴び、Jリーグを経ずに欧州へ渡るという時代に先駆けた行動も話題となったが、4シーズンでわずか5試合(1部は1試合)の出場に止まった。

稲本 潤一

リーグアンでの記録
2009 レンヌ(5試合0得点)

アーセナルでこそ出番を得られなかったものの、フラム、ガラタサライ、フランクフルトと各国で活躍した稲本。レンヌでも当初は主力として考えられたが、若手の台頭もあって半年で退団し9年ぶりに日本へ復帰した。

酒井 宏樹

リーグアンでの記録
2016〜 マルセイユ(68試合0得点 ※2017-18終了時)

ハノーファーでの4シーズンは酒井にとって必ずしも満足のいくものではなかったが、マルセイユではファンから絶大な支持を受けている。アフリカ系の選手たちに対峙することで平面の能力も磨かれ、それがワールドカップでの素晴らしいパフォーマンスへ繋がったといっていいだろう。

川島 永嗣

リーグアンでの記録
2016-2018 メス(34試合0得点)
2018〜 ストラスブール

「第3GK」としてメスと契約を結んだ川島だが、シーズン終了までに守護神の座を射止めると、ポジションを失っていた日本代表でも正GKに返り咲く。昨季は降格したチームで孤軍奮闘し、ワールドカップで日本を16強入りに導いた。