私は去年、車の運転を10年ぶりに習い直しました。そして、その間に車がここまで進化していたことに驚かされました。

アクセルもブレーキもずっと軽くなっていたのです。駐車時にバックカメラを使うたびに、自分がズルをしているような気分になりました。でもその時に、あることについては教わりませんでした。

この10年の間に、時計の「10時10分」の位置は理想的なハンドルの握り方ではなくなっていたのです。アメリカ運輸省国家道路交通安全局(NHTSA)によれば、この位置でハンドルを握っていると、事故の際、手に大ケガを負うおそれがあるそうです。

エアバッグによりハンドルの持つ位置は変わった

その原因はエアバッグだと、NBCニュースは2012年の記事で伝えています(この記事については、先ごろブログ「MetaFilter」で再び話題になっていました)。

エアバッグは、事故の際に乗員の頭と胸を保護するように設計されています。ところが、高すぎる位置でハンドルを握っていると、開いたエアバッグによって運転者の腕が顔に叩きつけられ、ケガの原因になる可能性があるのです。

エアバッグをふくらませる化学反応のせいで、手にケガを負うおそれもあります。場合によっては、手術による切断が必要になるケースさえあります。

車のハンドルは「9時15分」の位置で持とう

車のハンドルを握る際には、手を「10時10分」ではなく「9時15分」の位置に置くようにしましょう。

アメリカ自動車協会(AAA)の関係者がNBCニュースに語ったところによると、この位置のほうが概して人間工学的に優れていて、車の操作もしやすいのだとか。

クロスハンドルも、もう古い

最後にもう1つ。ハンドルを切る時には、万一の事故の際に腕がエアバッグの前にくるのを防ぐために、腕をハンドルの前で交差させる昔ながらの「クロスハンドル」は避けたほうが良いそう。

推奨されているのは「プッシュプル(送り)ハンドル」です。両手をハンドルにのせたまま、一方の手でハンドルを押し、もう一方の手でハンドルを引きましょう。

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Nick Douglas - Lifehacker US[原文]