2018年、日本サッカー界にはたくさんの出来事がありました。

3月の日本代表ヨーロッパ遠征での不振もあり、4月にヴァイッド・ハリルホジッチ監督が解任され、日本は西野朗監督で6月のワールドカップに臨むことになりました。非常に厳しい戦いが予想されたものの、日本代表は前評判を覆してベスト16に進出。検討したと言っていいでしょう。

Jリーグに目を向ければ、本来ならば優勝争いに絡んでいかなければいけないチームが次々に脱落していきました。ですが、アンドレス・イニエスタ選手の加入などで観客動員数が増え、盛り上がりを見せていました。

今年は何と言ってもワールドカップが大きな節目だったと思います。もし4年に1回のこの大会で盛り上がらなければ、日本のサッカー界は大きなダメージを負ったことでしょう。このワールドカップで躍進し、さらに「日本人監督でもやれる」という証明ができたことが、その後の流れを作りました。

ワールドカップにコーチとして帯同していた森保一監督がその後の日本代表を引き継いだことで、日本はしっかりといい状態を引き継ぎ、新生日本代表をスタートさせました。世代交代という難しい問題にも取り組み、これまでのところ、非常に魅力的なチームを作り上げています。

2017年の年末に比べると、今年の年末はより明るい未来が見えている気がします。来年も日本代表のさらなる躍進に期待しつつ、ずっと見続けていきたいと思います。それではみなさま、どうかよい年をお過ごし下さい。今年1年間もありがとうございました。