「ロイヤルウイング」船上から眺める街の景色は、ひと味違うかも。

大さん橋からみなとみらいなどを周遊する、横浜きっての大型レストラン船。こだわりの中国料理と多彩なハーバービューを。

■神奈川県横浜市中区海岸通1-1-4 横浜港大さん橋国際客船ターミナル2F ■045-662-6125(10:00〜19:00) ※天候により運航内容変更の場合あり

「赤い靴」たびたび目にする赤い靴。由来はさみしげな童謡にあり。

横浜を代表するモチーフのひとつ。もとは横浜を舞台にした野口雨情作詞・本居長世作曲の童謡「赤い靴」だ。山下公園には、歌に由来した「赤い靴はいてた女の子像」も建てられている。歌詞に出てくる赤い靴をはいた女の子には、実在のモデルがいるとの諸説もあり。

「ハマトラ」女子たちがこぞって夢中に!横浜発の清楚系ファッション。

1970〜80年代前半に大流行したファッション「横浜トラディショナル」の略称。きっかけは、女性誌が山手の女子学生らのスタイルに注目したこと。ポロシャツ×トレーナーやハイソックスなどを合わせ、フクゾーの服とミハマの靴、キタムラのバッグが必須アイテムとされた。

「ガス灯」街を柔らかく照らすガス灯は、日本で初めて馬車道に灯った。

1872(明治5)年、“横浜の父”とも呼ばれる高島嘉右衛門のガス会社により、馬車道から本町通りにかけて点灯。これが日本初であり、柱は英国のグラスゴー市から輸入、灯具は日本の職人が製造したとされる。横浜市市民文化会館(関内ホール)前には碑と復刻したガス灯も。

(Hanako1163号掲載/illustration : Akiyo Otsuka text : Wako Kanashiro)