任天堂ハードのゲームが手軽に買える点と、その使いやすさからゲームファンに親しまれている「ニンテンドーeショップ」(海外名はNintendo eShop)。その名前が近日中に改名される可能性が高い、との噂が伝えられています。

海外YouTuberのSpawn Wave氏が発見した裁判所の公式文書によれば、この中で任天堂は「ニンテンドースイッチオンラインショップ(旧ニンテンドーeショップ)」というフレーズを使っているとのこと。今後、任天堂のオンラインショップに何らかの改名やシステム変更が施されるのかもしれません。
Spawn Wave氏は発売前のNeo Geo miniの詳細をいち早くリークした実績がある人物。さらに今回のソースとされる文書も裁判所の公的な資料であり、信憑性が高いと思われます。



この文書は、米任天堂が、違法ソフトが動作すると称した改造ニンテンドースイッチとNES Classic(ファミコンミニ)を販売していた業者Mikel Euskaldunakを訴えた裁判に関するもの。

その文中に、冒頭で紹介した「Nintendo Switch Online Shop(formerly Nintendo eShop)」、つまり「ニンテンドースイッチオンラインショップ(旧ニンテンドーeShop)」を意味する記述が含まれていた、というわけです。
文書の日付は12月11日となっており、この時点で現在の名前が旧称とされている点から、近々に改名される可能性も強いと推測されます。

また、海外テック系メディアMSPoweruserは、現行のニンテンドーeショップは3DSや2DS、Wii U関連のソフトも扱っている点から、ゲームハード別にオンラインショップが新設される可能性も指摘しています。

もちろん海外で改名されたからと言って、日本向けショップの名称も改訂されるとは限りません。とはいえ、たとえば現在のアメリカ向けショップにも「Change Region(地域の変更)」という設定項目があるとおり、現在の任天堂は各国のオンラインショップに対し、可能な限りの統一性を図っていることが伺えます。

果たして「ニンテンドースイッチオンラインショップ」という、発音するにはいささか長い名前になるのか、はたまたより短い略称などが用意されるのか。具体的な内容に変更があるか否かを含めて、正式な発表を待ちたいところです。