脱税認めたC・ロナウド、来年1月に裁判所へ…ビデオ通話での出廷も?

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税金詐欺罪を認めているユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、裁判所に出廷するようだ。スペイン『アス』が報じた。

以前から取り沙汰されていたC・ロナウドの脱税騒動。肖像権収入に関して、租税回避地を利用することで2011年から2014年にかけて合計で1470万ユーロ(現在のレートで約18億8000万円)の脱税を行っていたことがスペイン検察に告発されていた。

今年夏の報道では、C・ロナウドが罪を認め、罰金1900万ユーロ(約24億4000万円)の支払いと懲役2年の罰を受けることで当局と合意したことが、伝えられていた。なお、初犯で2年以下の懲役の場合は執行猶予が付くため、収監されることはないと見込まれている。

とはいえ、スペインの法律に規定されている通り、C・ロナウドはマドリッドの法廷にも出廷して罪を認めなくてはならない。今回の報道では、その日取りが2019年1月14日に決定したことが伝えられている。

なお、C・ロナウドの顧問であるホセ・アントニオ・チョクラン弁護士は、以前担当したDFファビオ・コエントランが脱税を認めた際には、ビデオ通話で出廷できるよう法廷手続きを行った。今回も同様の手続きを取る意向であることが伝えられており、裁判所の許可さえ得られれば、C・ロナウドが実際に法廷に姿を現すことはなさそうだ。