水曜日に行われたチャンピオンズリーグGL最終節TSGホッフェンハイム戦を終えた、マンチェスターシティ所属のドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが、ドイツ期待の若手FWリロイ・サネ、TSGホッフェンハイムとの戦い、そして自身のプレーについてインタビューにて語った。

…2-1での勝利について:「前半はオープンな試合店kないとなった。あまり立ち上がりとしてはよくなくて、不必要にロストしてしまっていたよ。20分すぎからは徐々に試合を見出していき、得点チャンスも多くなっていったけどね。でも前半を同点で折り返せたのは幸運だったといえるだろうさ。後半では僕たちが主導権を握り、本来はもっと早い段階で2点目を取らなくてはならなかったとは思うけどね。でも勝利を収めることができたし、全体的に満足感を感じられるものさ」

…リロイ・サネについて:「サネがもつクオリティは誰もが認めるところだろう。スピードを活かしてドリブルなど対人戦を仕掛けて行く。今年はさらに守備面での取り組みで大きな成長の跡が感じられるね。ディフェンス面での精力さがみられるし、選手としての完成度が増してきているよ。今はシンプルなことに最後まで集中力を切らさないようにしなくてはいけないけど、でもそこまで大きな穴が今の彼にあるとは思わないね」

…サネの性格について:「彼を知っている者からすれば、彼はとっても良い奴だって知っているよ。冗談もたくさん口にするし、基本的に陽気な性格で、チームに良い雰囲気をもたらしてくれるんだ。公の場ではそこまで内面をオープンにしていないかもしれないが、でもそれをする必要があるわけでもない。重要なことは、僕たち自身が彼のことを高く評価し、そして満足しているということ。今のようなプレーをみせるなら、それはなおさらのことだ。彼がいてくれてよかったと思うね。」

…TSGホッフェンハイムについて:「総じて見てとてもいい存在感をみせていたと思う。とても厄介な相手だよ。特にオフェンス面、あの得点力や危険な雰囲気、選手をみればね。常にゴールが感じられるクラブだ。ただ1つ弱点を言うならば、守備面で少しオープンに構えるところがあるということ。それはリーグ戦でもみられているようにも思うけど、ただ高い才能を感じさせる、素晴らしい監督が率いているチームという印象だ。まだ若いけど素晴らしいアイデアをもっている。それはすでに周知のことではあるだろうけどね」

…チャンピオンズリーグについて:「もちろん優勝を果たすことは、どのサッカー選手にとっても夢さ。でもまだ15クラブがその権利をもっている状況にある。決して簡単なものではないけど、でもこのチームには決勝を戦えるだけのクオリティはあると思っている。まぁ、クオリティだけでどうにかなるわけでもないんだけど、運も必要だし、メンタリティだって求められるものさ」

…自身のプレーについて:「僕はもう決して若手選手ではない。でもすでに完成されてしまった状態にあるかについてはわからないけどね。今日は僕よりも若い選手がたくさんピッチに立っていたし、そうなれば自然とリーダーシップをとることになる。中央でプレーすることからも、責任感は求められることになるしね。自分の実力はわかっているし、このチームの助けになれることもわかっている。今回はすぐにカバーができるように少し守備的にプレーしたよ。」