サンドウィッチマン、「THE MANZAI」視聴率が証明した“不動の好感度”

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 12月9日に放送された「THE MANZAI2018 マスターズ」(フジテレビ系)は、「M-1グランプリ2018」(テレビ朝日系)の審査員を務めた上沼恵美子への暴言騒動を起こした久保田かずのぶの「とろサーモン」の出演や、村本大輔のウーマンラッシュアワーが昨年に引き続き時事問題をネタに盛り込んできたことなどもあり、なかなか話題性のある放送となった。

「視聴率は平均11.7%で、これは、関東地区17.8%、関西地区28.2%という高視聴率を記録した2日放送の『M-1』には遠く及びませんでした。ただし、『M-1』の真剣勝負の緊張感や賛否を呼ぶ審査、そこに生まれるドラマ性は、“お笑いを純粋に楽しむ上では邪魔”という見方もあり、実力ある芸人たちがフルスイングでネタを見せられる『THE MANZAI』のほうが好きだという声も、ネット上には少なくありません」(テレビ誌記者)

 視聴率はイマイチだったものの、そんな「THE MANZAI」で瞬間最大視聴率をとったのは、週刊文春などの調査で「好きな芸人」ナンバーワンとなった、サンドウィッチマン。その数値は13.7%で、堂々と好感度の高さを証明してみせた。

「当初、宮城県出身の彼らの人気や好感度は、東日本大震災後の東北地方での圧倒的支持に支えられている部分が多くありましたが、現在では間違いなく全国区の人気者となっている。『好きな芸人』ランキングで明石家さんまを抜いて1位になった際、ある週刊誌が彼らのネガティブキャンペーンを張ろうと情報収集を行ったことがありましたが、周囲に彼らを悪く言う人がまったくいなかったため、企画自体が流れたといいます」(芸能記者)

 久保田は爪の垢でも煎じて飲ませてもらったほうがいい!?

(露口正義)