泣けると反響を呼んだ『若おかみは小学生!』
 - (C) 令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会

写真拡大

 アニメーション映画『若おかみは小学生!』の北米配給がGKIDSに決定したことが、同作のアメリカの広報を担当する 42 West によって明らかになった。

 『茄子 アンダルシアの夏』の高坂希太郎監督がメガホンを取り、小林星蘭が主人公おっこの声を務めた本作は、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭でプレミアが行われ、その後アメリカでも今年10月にアニメーション・イズ・フィルム・フェスティバルで上映。これまで多くのスタジオジブリ作品や細田守監督作品の北米配給を手掛けてきたGKIDSにより『OKKO’S INN』の英題で、日本語版字幕付きと英語版吹き替えで来年公開されることが決定した。

 同作は令丈ヒロ子が原作、亜沙美が絵を担当した児童文学シリーズをアニメ映画化。交通事故で両親を亡くし、温泉旅館を営む祖母に引き取られた小学6年生のおっこが、旅館にすみついている不思議な仲間たちと交流しながら、若おかみの修業に奮闘するさまが描かれる。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)