管理栄養士の松田真紀氏

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 あの「TENGA」が推薦する“オカズ”──そう聞くとつい色々と想像が膨らんでしまうが、大マジメに料理のレシピを研究・開発したというのである。TENGA社の依頼を受け、レシピ開発に協力したのは管理栄養士の松田真紀氏だ。

「実は、オファーをいただいた時はTENGAさんがどういう会社か知らなくて……後でわかって少し驚きましたが、性を入り口に正しい食の知識を広めたいという思いからご協力しました」

 夜が突然強くなる食べ物はないのですが──と前置きしつつ松田氏は次のように解説する。

「カギとなるのは“メンタルの安定”“抗酸化作用”“血行促進”の3つです。ストレスを抑え良質の睡眠を取ることで性ホルモンの分泌を促す。老化の原因である酸化を抑制する。血行を促すことでスタミナを持続させる。そうした効果のある食材をふんだんに使っていることが、今回のレシピのポイントです」

 TENGA社広報の工藤まおり氏は、「『みんなが性を楽しめる世界』を実現するため、様々な情報発信をしています。その一環で今回は『食』にフォーカスしました」と、レシピ開発への思いを説明する。そうして生まれたのが「牡蠣の牛肉巻き」「サーモンユッケ」などのレシピ。作り方は以下の通りだ。

【牡蠣の牛肉巻き】
(1)ニンニク、パセリ、玉ねぎのみじん切りにレモンと塩少々を和えたソースを用意
(2)塩コショウをふった牛肉ロース薄切りで牡蠣のむき身を巻き、楊枝でとめる。フライパンにオリーブオイルをひき、中火で焼く。火が通ったら酒、醤油をふる
(3)皿に盛り、ソースをかけてクレソンを添える

【サーモンユッケ】
(1)小さく薄く切ったサーモンを包丁で叩く。茹でたニラを5センチ幅に切る
(2)サーモン、ニラと調味料(ごま油、白ごま、鶏ガラスープ、塩、すりおろしニンニク/各適量)をボウルで混ぜる
(3)器に盛り、上に卵黄をのせる。唐辛子をトッピング

 松田氏が解説する。

「牛肉はストレス軽減効果のあるセロトニンの分泌を促進する栄養素・トリプトファンを多く含有し、牡蠣は精子の形成に必須の亜鉛をたっぷり含んでいます。サーモンはビタミンCの6000倍の抗酸化作用がある若返りホルモン“アスタキサンチン”が豊富に含まれます。また、トッピングの唐辛子に含まれるカプサイシンには血行促進効果が期待できる。そうした食材をうまく組み合わせられるレシピになったと思います」

※週刊ポスト2018年12月21日号