夫のおかずを一度床に落として盛り付ける妻の復讐(イラスト/大窪史乃)

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 昨年からふつふつと話題になっている「だんなデスノート」。妻たちは、どうして夫に対して“殺意”までを抱くのか? 48才の主婦も、夫に対して憎しみを抱く1人。彼女のひそかな復讐とは──。

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「やさしそうなご主人でうらやましいわ」

 隣近所の奥さんに会うたび、必ず言われるこのひと言が、どんなに私をいらだたせるか…。だって、夫は究極の“外面よし男”なんです。

 会社や近所では愛想よく振る舞い、困っている人を見かけたら、これ見よがしに助けたりして。そんなふうに外で“いい人”を演じているもんだから、家では私に八つ当たり。

 ダイエットを始めれば、「今さら何やっても無駄」とか、近所に住む若者が深夜まで騒いでいることに不満を言ったら「お前には友達がいないからうらやましいんだろ」と。

 料理だって、おいしいなんて言われたことはありません。ある時、新メニューに挑戦したら、「豚のエサの方がマシ」とまで言われました。

 そこで堪忍袋の緒が切れましたね。それなら、残飯の方がいいのかなと思い、夫用のおかずはすべて、一度床に落としてから拾い上げ、盛りつけることに。

 床に落とした里いもの煮物、天ぷら、ご飯もひょいっとね。先日の鮭の塩焼き。その黒い汚れは、焦げじゃないのに、そうとは知らずパクパク食べている夫の姿を見て、気分が少し晴れました。

※女性セブン2018年12月20日号