LPGA小林浩美会長(前列右から2番目)のほか、各団体の関係者が出席した(撮影:ALBA)

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10日(月)に、都内にある日本女子プロゴルフ協会(LPGA)で、「2018年度LPGAチャリティ金贈呈式」が行われた。式には小林浩美LPGA会長のほか、贈呈先の3団体関係者らが出席した。
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今季は「公益財団法人 日本盲導犬協会」、「公益社団法人 国土緑化推進機構」にそれぞれ50万円、「公益財団法人 がん研究会」に約374万円が贈呈された。贈呈金は、今季のトーナメント会場におけるチャリティイベントや、LPGACLUBのチャリティオークションの売上金、レジェンズツアーで実施されているバーディチャリティで集まった募金などがあてられている。
小林会長は「社会に応援してもらっている団体(LPGA)として、社会に貢献していくのは当たり前のこと。今後も継続してチャリティを行っていく。選手もチャリティの意識が高く、個別でチャリティ活動を行っている選手が多い。本業を頑張ったうえで、社会に貢献してもらいたい」と贈呈について話した。
これに対して、それぞれの団体からは、LPGAに対して感謝状が贈られた。PR犬のダーウィン(ラブラドールレトリバー、メス)とともにLPGAを訪れた日本盲導犬協会は、「一匹でも多くの優れた盲導犬を育て、視覚障がい者に無償貸与していく」という取り組みに、国土緑化推進機構は「西日本豪雨、北海道地震の復旧のために使わせていただく」とそれぞれ使用用途を説明した。
またLPGAは、女子のスポーツ団体として、長年にわたり乳がんに対する理解と支援を目的とした啓発運動である『ピンクリボン運動』を支援。会場には、婦人系のがん治療にあたる名医として書籍も発刊している現役医師の宇津木久仁子氏も出席した。研究会に贈られたチャリティ金については「医療技術が進歩しているなか、研究や最新の医療機器、医療施設などに投じ、社会に役立つ使い方をさせていただきます」と話し、感謝の意を述べた。
今季トーナメント会場で行われた平成30年7月豪雨災害義援金で集まった募金の金額も発表され、レギュラーツアーは8試合で約693万円、ステップ・アップ・ツアーは6試合で約72万円となった。これにLPGAによる加算金300万円、義援金口座入金分の約1043万円の計約2109万円が、復興支援にあてられる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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