朴炳大・前韓国大法官(東亜日報提供)

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 韓国の大法院(最高裁)が、韓国人元徴用工が日本企業に損害賠償を求めた訴訟の判決を先送りしたとされる疑惑で、ソウル中央地裁は7日未明、前大法官(最高裁判事)の朴炳大氏(61)に対する逮捕状の請求を棄却した。

 最高裁判事経験者に対する逮捕状審査は韓国で初めてで、結果が注目されていた。

 検察は、大法院が朴槿恵(パククネ)前政権の意向をくみ、徴用工訴訟の判決を遅らせた疑いで10月、訴訟進行を担当する最高裁の付属機関、法院行政処の林鍾憲・前次長を逮捕した。朴炳大氏は林氏の当時の上司で、検察は組織ぐるみで訴訟に介入した疑いがあるとして、朴氏の逮捕状を請求していた。