被害者と思ったら加害者!貴ノ岩の暴行事件発覚を受け、暴力根絶のためにスモレコ着用の義務化を提案するの巻。
スモレコの着用を義務付ける!
これが相撲取りか…と震え、脱力するような想いです。昨年10月末に起きた元横綱・日馬富士によるデンモクボコボコ事件。あの日、被害者だった貴ノ岩は一年を経て今度は加害者となりました。冬巡業中の今月4日に「忘れ物をした付け人が言い訳をした」ことに怒って暴力をふるっていたというのです。
「素手だからセーフ」「頭は割れてないからセーフ」「エアガンで撃ってないからセーフ」などと独自の線引きが貴ノ岩のなかにはあったのかもしれませんが、あまりにも愚かしい出来事でした。特大のブーメランで自分の頭を殴りつけるぐらい、「それをやったらアカンというのは考えなくてもわかるだろ」ということをやってしまった。
九州場所を前にした10月25日、日本相撲協会は暴力決別宣言を発表しました。「指導名目その他、いかなる目的の、いかなる暴力も許さない」なる第1項から始まる宣言のなかでは、暴力禁止規定を定めることや迅速に情報を開示することを謳っています。そして、その適用の第1号がまさかの貴ノ岩だった。この宣言が生まれるキッカケとなった被害者が、この宣言のもとで生まれた最初の加害者になろうとは。自分を倒す兵器を自分で作ってたみたいな、哀れな話です。これはもう規定に則って処分を下すほかありません。
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デンモクで殴られても平然と稽古し、忘れ物程度で付け人に平手やパンチを的確にヒットさせる拳闘家!
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暴力禁止規定を定めるにあたって日本相撲協会が委嘱した「暴力問題再発防止検討委員会」の調査によれば、過去1年間で暴力を受けた協会員は5.2%いたそうです。これは1978年当時の37%からは大きく減少しているものの、「20人にひとりは殴られている」と考えると、スラム街のような数値です。0%が当たり前であるべきところを5.2%もやってしまっているのです。
今回は貴ノ岩が栄えある処分対象第1号となりましたが、「あれほど世間を騒がせ、注目を浴びていた人物」でさえ、ごく自然に暴力をふるってしまっているということこそが角界の問題点。これはすごく目立つだけの氷山の一角であり、「え!?素手でもダメなんすか?」あたりにある本気のラインの下には、さらなる日常的暴力が隠れているはずです。それが暴力であると意識することすらなく。
暴力が発生する場所として大部屋やちゃんこ場など稽古場以外のところが多いという調査結果も、それは裏を返せば「稽古場では稽古でボコボコにしているからカウントされてないだけ」ということであり、24時間365日暴力がコミュニケーション手段となっているのです。弟子に指導するときはアイアンで殴り、付け人に説教するときは拳で殴る。それしか言葉を持たないのが相撲取りということです。
今にして思えば、あの鳥取の夜、貴ノ岩が一方的に殴られるのではなく、その場で決闘でも始めて双方ボコボコになってくれていたら、あるいはもっと違う世界もあったのかもしれません。双方ボコボコの末に事態を闇に隠蔽する、あるいは双方ボコボコの末に喧嘩両成敗でダブル引退となる、もはやどれが一番マシな状況なのかはわからないくらい全部しっちゃかめっちゃかですが…。
↓第三者委員会の報告による「指導目的の暴力は今も存在する」が、その通り表に出てきました!
このままでは相撲取りが全員引退してしまうぞ!
こうなったら暴力根絶のために本気の改革を断行するしかありません。こうした問題を打開するためにまず大事なことは、闇をあばき、光を当てること。相撲部屋という密室ではなく、オープンな状況にしていくことで事態は前進していくはずです。
そこで僕からの解決策として、スモレコ着用の義務化を提案します。スモレコとはスモウトリレコーダーの略で、具体的にはクルマのドライブレコーダーをご想像ください。小型カメラと録音マイクをセットした機械を、ちょんまげ(もしくは頭皮)のなかに埋め込みまして、相撲取りの行動を常に録画しておくのです。(※バッテリーは背中とかにガムテープで止める)
「アイスピック持った、持ってない」「スマホいじった、いじってない」「あーす言った、言わない」みたいな問題も、スモレコがあれば一発解決。文句を言うヤツがいたらガツンと一発ぶん殴りまして、強制的にスモレコを取り付ければOK。ドラレコが数々の輩を牢屋に送り込んだように、スモレコは角界の暴漢をひとりずつ廃業へと導いていくことでしょう。技術的に可能なら、取り外そうとするとカメラが爆発するなどの抑止力があるとベストです。
できれば固定カメラなども設置しまして、「スモウハウス」なるリアリティーショーとしてAbemaTVなどで放映できると一挙両得。「スモウハウスは見ず知らずの相撲取りが共同生活する様子をただただ記録したものです。番組が用意したのは江東区の貸し倉庫と、素敵な土俵だけです。八百長は一切ございません」といったコンセプトで、24時間配信をつづければ暴力は限りなくゼロに近づいていくことでしょう。何かヤバそうなときにカメラを遠隔操作してビームなどを放つ抑止力があるとベストです。
↓毎週の予告編で何が起きるのかドキドキしちゃう!
何か問題がありましても、すべて証拠は押さえてありますのでご安心ください!
普通ならすごいストレスフルな生活なのでしょうが、あれだけいろいろあったあとでブンブン殴っちゃう感じであれば、スモレコのこともカメラのことも3日間くらいで忘れてしまうでしょう。カメラを意識することもなく普段どおりに生活し、いろいろな事件を起こしてくれるはず。録画さえあれば、事実無根と認めない輩も観念するしかないでしょうからね!
これが相撲取りか…と震え、脱力するような想いです。昨年10月末に起きた元横綱・日馬富士によるデンモクボコボコ事件。あの日、被害者だった貴ノ岩は一年を経て今度は加害者となりました。冬巡業中の今月4日に「忘れ物をした付け人が言い訳をした」ことに怒って暴力をふるっていたというのです。
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貴ノ岩関が付け人に暴行、謹慎に 顔4、5発殴るhttps://t.co/q0Ip4Zjv6W
- 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年12月5日
→貴ノ岩が、付け人の弟弟子が忘れ物の言い訳をしたことに腹を立て、拳や平手で顔を4、5発殴った
→貴ノ岩は事実関係を認めて謝罪
→芝田山部長「協会の一員としての自覚が足りない。さらに厳しく対処していく」
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※マジでやべーヤツの可能性があるため、大事な那須川天心選手との対戦はナシでお願いいたします。
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今回は貴ノ岩が栄えある処分対象第1号となりましたが、「あれほど世間を騒がせ、注目を浴びていた人物」でさえ、ごく自然に暴力をふるってしまっているということこそが角界の問題点。これはすごく目立つだけの氷山の一角であり、「え!?素手でもダメなんすか?」あたりにある本気のラインの下には、さらなる日常的暴力が隠れているはずです。それが暴力であると意識することすらなく。
暴力が発生する場所として大部屋やちゃんこ場など稽古場以外のところが多いという調査結果も、それは裏を返せば「稽古場では稽古でボコボコにしているからカウントされてないだけ」ということであり、24時間365日暴力がコミュニケーション手段となっているのです。弟子に指導するときはアイアンで殴り、付け人に説教するときは拳で殴る。それしか言葉を持たないのが相撲取りということです。
今にして思えば、あの鳥取の夜、貴ノ岩が一方的に殴られるのではなく、その場で決闘でも始めて双方ボコボコになってくれていたら、あるいはもっと違う世界もあったのかもしれません。双方ボコボコの末に事態を闇に隠蔽する、あるいは双方ボコボコの末に喧嘩両成敗でダブル引退となる、もはやどれが一番マシな状況なのかはわからないくらい全部しっちゃかめっちゃかですが…。
↓第三者委員会の報告による「指導目的の暴力は今も存在する」が、その通り表に出てきました!
このままでは相撲取りが全員引退してしまうぞ!
大体全員やってるだろうから!
こうなったら暴力根絶のために本気の改革を断行するしかありません。こうした問題を打開するためにまず大事なことは、闇をあばき、光を当てること。相撲部屋という密室ではなく、オープンな状況にしていくことで事態は前進していくはずです。
そこで僕からの解決策として、スモレコ着用の義務化を提案します。スモレコとはスモウトリレコーダーの略で、具体的にはクルマのドライブレコーダーをご想像ください。小型カメラと録音マイクをセットした機械を、ちょんまげ(もしくは頭皮)のなかに埋め込みまして、相撲取りの行動を常に録画しておくのです。(※バッテリーは背中とかにガムテープで止める)
「アイスピック持った、持ってない」「スマホいじった、いじってない」「あーす言った、言わない」みたいな問題も、スモレコがあれば一発解決。文句を言うヤツがいたらガツンと一発ぶん殴りまして、強制的にスモレコを取り付ければOK。ドラレコが数々の輩を牢屋に送り込んだように、スモレコは角界の暴漢をひとりずつ廃業へと導いていくことでしょう。技術的に可能なら、取り外そうとするとカメラが爆発するなどの抑止力があるとベストです。
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布団のなかでコッソリやられるとわかりませんけど!
普通ならすごいストレスフルな生活なのでしょうが、あれだけいろいろあったあとでブンブン殴っちゃう感じであれば、スモレコのこともカメラのことも3日間くらいで忘れてしまうでしょう。カメラを意識することもなく普段どおりに生活し、いろいろな事件を起こしてくれるはず。録画さえあれば、事実無根と認めない輩も観念するしかないでしょうからね!
親方の目が届かない場所はスモレコで監視するしかないですからね!
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