「スーパーマラドーナ」の武智正剛(C)日刊ゲンダイ

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 今年のM―1グランプリの覇者は「霜降り明星」だが、放送翌々日の4日、ネット上の話題をかっさらったのは、昨年の王者「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)だった。

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 番組終了後の3日の打ち上げの席で、「スーパーマラドーナ」の武智正剛(40)がインスタライブを配信。そこに泥酔状態の久保田が登場し、審査員への不満を爆発させたのである。

「審査員の皆さん、もう自分の感情だけで審査するの、やめてください」「1点で人の一生変わるんで」「おまえだよ! 右側のな! クソが!」とキレまくり、続いて武智も「右のオバハンには、みんなウンザリですよ」「『嫌いです』とか言われたら、更年期障害かって思いますよね」などと暴言を吐き、ネット上は大炎上。彼らの言う「右のオバハン」とは、審査員を務めていた上沼恵美子(63)のことだ。

「審査基準に納得できず、それを批判するのは彼らの自由。ですが、『オバハン』や『更年期障害』は単なる悪口で、芸人なのに全く笑えない。彼らが日ごろから中高年女性を軽視、蔑視していることがよく分かります」と話すのは、更年期世代の女性にインタビューを続けるライターで、メノポーズカウンセラーの日々晴雨氏だ。

「女性の更年期世代は、一般的に45〜55歳と定義されており、上沼さんは当てはまらない。もちろん、つらい更年期症状が長引く人もいますが、60代で当てはまる人は少ないと言っていいと思います。また、更年期症状と更年期障害は別のもの。簡単に言うと、家族や周囲に迷惑をかけたり、自分のライフスタイルが変化してしまったりするほどに重い症状を持つ場合は更年期障害で、それ以外は更年期症状。更年期障害と診断される人は現在、約2〜3割ほどだといわれています。武智さんは知識など何もなく、ただ女性をバカするための決定的な悪口として『更年期』という言葉を使った。女性にしてみれば『まだこんなことを言う人がいるのか』とウンザリですし、重い更年期障害で苦しんでいる人の気持ちをないがしろにしていると取られても仕方がないでしょう」(日々晴雨氏)

 女性の苦しみを全く理解していない久保田と武智は4日にそれぞれのツイッターで、上沼とM―1関係者に向けて謝罪したが、ネット上は炎上を続けている。酔っていたでは済まされない、致命的なひと言であったことは間違いない。