Appleは、今秋発売したiPhone XS/XS Max/XRの売上を伸ばすため、他のプロジェクトのマーケティング人員を新型iPhoneの宣伝部門に回す、実質上の割引を行うなど、これまでとは異なる販売戦略を取っていると、Bloombergが報じています。

トップに金額が記された宣伝バナーが登場

同メディアが関係筋から得た情報によると、上記の人員異動はiPhone XS/XS Maxの発売から約1カ月後に行われた模様です。
 
Appleは同時に、同社がこれまで行わなかった、積極的な下取りプログラムを実施しています。現地時間12月2日夜には、米AppleのWebサイトのトップに、古いiPhoneを下取りに出した場合のiPhone XRの価格を449ドルにするとのバナーが掲示されました。これは実質価格よりも300ドルも安い値段です。ただしこれには条件があり、一番下に書かれた説明によれば、下取りに出すモデルはiPhone7 Plusに限定されます。
 
とはいえ、Appleのホームページのトップに、金額が記された宣伝バナーが登場するのは非常に珍しいことです。
 
この新たな取り組みは、ホリデーシーズンにiPhone XR売上を伸ばすための戦略かも知れません。しかしBloombergは、一部のアナリストらが指摘するように、高額なiPhoneが売れなくなったためではないかと記しています。

下取り額の増額や実質値引きも

米Appleは11月末より、iPhone XS/XS Max/XR購入時に旧モデルのiPhoneを下取りに出すと、通常よりも下取り額を最大100ドル増額するキャンペーンも実施しています。
 
また日本ではNTTドコモが、11月26日からiPhone XRに「端末購入サポート」を適用し、実質上の値引き販売を行っています。

 
 
Source:Bloomberg
(lunatic)