色紙に「挑戦」と記した秋山

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 西武の秋山翔吾外野手(30)が3日、埼玉・所沢市のメットライフで契約更改交渉を行い、球団からの新たな複数年契約の提示に断りを入れた。来季が3年契約最終年で、順調なら海外FA権を取得見込み。従来の契約を選び、1500万円増の年俸2億3500万円プラス出来高でサイン。メジャー挑戦の意向もあり、来オフは日米争奪戦となる可能性が浮上した。

 球団から来季までの総額最大8億円の3年契約を見直し、新たに複数年の大型契約を提示されたが、秋山は受け入れなかった。「3年契約を全うしてから考える。来年は僕にとっても新たな挑戦のシーズン」と覚悟を決めた。渡辺SDは「海外FAもありますし、秋山の貢献も踏まえて球団としての誠意を伝えた」と説明。背番号55は「ライオンズが第一路線。ただ年齢的にはラストチャンス」と米挑戦に含みを持たせた。

 今季は打率3割2分3厘、24本塁打、82打点。リーグ最多の195安打で10年ぶりの優勝に導いた。浅村が楽天、炭谷が巨人にFAで移籍。菊池もポスティングでメジャーに挑む。秋山は「来年は違うチームになると思う。挑戦者の気持ち。(3人が)いなくなって、負けて仕方ないと思うやつは一人もいない」。熱い思いを胸に秘め、獅子の誇りをにじませた。(山崎 智)