[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年11月21日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「寿司」と「鮨」の違いについて調べていました。

みんな大好きなお寿司。しかし、お店の看板などでは「寿司」「鮨」と漢字が違っていることがあります。何か違いはあるのでしょうか?

画像はイメージ(otamajakusiさん撮影、Flickrより)

金沢市内には寿司派が多数

金沢を走る「金沢寿司タクシー」をご存知ですか? 寿司のオブジェがついたタクシーで、運転手さんは、寿司の知識を持ち金沢の寿司について語りながら案内をしてくれます。

しかし、運転手さんも「寿司」と「鮨」の確実な情報は把握していませんでした。電話帳を調べてみると金沢市内で「寿司」とつく店は104店舗、「鮨」は16店舗ありました。

石川県のすし組合の理事長を務める小立野の「千取寿し」の店主に伺うと、「寿司」は「寿を司る」という意味から江戸時代につくられた縁起文字だそうで、「鮨」は江戸前系のすしでよく使われる文字だそうです。

さらに、「鮨」は魚が旨い握り寿司の専門店で使われる言葉で、「寿司」はいなりなどの幅広いネタを扱うお店で使われる言葉だということでした。

つまり「寿司」は「鮨」を含むということです。しかし、すしの最も古い表記は「鮓」だそうで、発酵させて作るすしの元祖・なれずしを指す言葉として生まれたものだそうです。

寿司」「鮨」「鮓」「すし」。あなたはどの言葉に一番魅力を感じますか?(ライター:りえ160)