1日放送、日本テレビ「ズームイン!!サタデー」では、辻岡義堂アナウンサーが「プロ野球 熱ケツ情報」のコーナーで、「ファン」をテーマに読売巨人軍の選手たちにインタビューした。

野球選手以外に憧れだった存在を問われ、坂本勇人が挙げたのは、漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空。「強くなっていくストーリーがカッコイイと憧れていた」という。

ただ、小さいころに筋斗雲を呼んだり、かめはめ波を打とうとしなかったか問われると、坂本は「そんな純粋な子どもじゃなかったから」と否定した。

石川慎吾も漫画家・鳥山明のファンで、ドラゴンボールを愛読していたという。一番好きなキャラクターは、ベジータ。髪形をまねなかったと聞かれると、「アイツ、(額が)M字なんでね。そこは正直できない」と明かす。

ドラゴンボール人気は強く、長野久義も憧れたのは孫悟空。理由は「必ず地球を救っていた」からだ。長野は「(かめはめ波を)昔は出せました」「大人になったらシッポを切られて出せなくなった」と、真顔で語った。

ほかにも、今村信貴がTWICEのファンと回答。巨人では岡本和真のTWICE好きが知られるが、ツウィのファンという今村は「僕もめっちゃ好き」と、岡本にも「負けない」ほどのファンだと強調する。

「ファンもファミリー」と名言を口にしたのは、陽岱鋼だ。インパクトの強いファンは顔も覚えており、ボールをねだる子どもがいるときはその子を目指して投げてあげるという。ただ、この発言で今後大勢の子どもたちが押し寄せても「早い者勝ち」とクギをさした。

また、阿部慎之助はファンサービスが「一番のテーマ」とコメント。サインをすることよりも「勝ってファンを喜ばせる」ことこそがファンサービスだと話す。

そのうえで、阿部は「野球界にもっとエンターテインメントを入れていけば、それが最大のファンサービスになる」と述べ、「見に来てくれた人を最大限楽しませるのも大事」と、ファンフェスタで誰かが歌うことを提案。ただ、「歌わないよ、オレは」と、自身が歌うことは否定した。