ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

livedoor ニュース

今週のお役立ち情報

アマチュア最速左腕の運命はいかに!

アマチュア最速左腕の運命はいかに!
巨人のユニフォーム姿を披露した辻内。(撮影:氏原 英明)
【PJ 2005年12月20日】− 「大物になるか、潰れるか」。巨人への入団が決まった大阪桐蔭高・辻内崇伸を励ます会が18日、奈良市の奈良ロイヤルホテルで行われ、小・中・高の恩師や関係者・友人など約250人が参加、ユニフォーム姿を披露した辻内の姿にエールを送った。

 辻内は、この夏の甲子園で、歴代2位の奪三振を記録するなど怪物伝説を作った国内最速左腕。186センチの長身から豪快に投げ下ろされるストレートはヤクルト・石井弘寿を追い越して156キロを記録。同じ軌道からスッと落ちるフォークとカーブ、この夏から修得したスライダーの切れはとても18歳とは思えない質の高い球だ。いわば、今年のアマチュア野球界、高校野球界の至宝といえる存在。それほど期待を集めた大型左腕だ。

 しかし、そんな辻内に対し周囲の声は二分する。持っているボールの質の高さから日本球界を背負って立つ存在と推す声もあれば、プロで通用できるほどのメンタル面の強さがないなどのマイナスの声。辻内との対戦経験がある指導者や辻内の姿を見てきたスカウト陣、マスコミまで、その評価を分けるほどである。そして、その辻内が進む球団が巨人であるということも、その将来を見据えられないでいる。

 辻内は奈良県出身、川西町で育ち。小学校時代は結崎なかよし会でエースを務め、中学時代はシニアリーグの郡山パワーズに所属。郡山パワーズといえば、西岡剛(千葉ロッテ)を輩出したシニアリーグの名門。西岡のほかにも、3年後のプロ入りが期待される現早稲田大学2年の生島大輔や関西学生リーグの同志社で1年生にして、エースバッテリーを組む佐川仁崇、磯部龍司などを生み出した。そんな名門で、エースとして全国大会にも出場したほどだ。そして、大阪桐蔭高校へと進み、大投手へと成長したのだ。

 大阪桐蔭高・西谷監督は、祝辞の中で「こんな素晴らしい選手の土台を作られたシニア、少年野球時代の関係者の指導力に敬意を表します」と、大投手・辻内の礎となった奈良への感謝の気持ちを口にした。すると、小学時代の恩師・野木淳二氏は「皆さんが支えてくれたから、こういう選手が生まれた」と謝意を述べた。それは、辻内を育てた指導者らが、スター街道へと向かおうとする彼を、自信を持って送り出しているんだということをこの会の祝辞を通して、伝えたいという思いが感じられた。そして、そこにはもう一つの声も聞こえてきた。「辻内を潰すな!」と。

 辻内が入団する巨人はここ数年、低迷が続いている。FAで大物選手を補強するばかりで、チームとして全く機能していない。それだけではなく、FAやドラフトでの希望枠に頼るあまり、若手を育てられないでいる。松井秀喜以外の高卒出身選手の活躍が見られず、04年に入団、『(川上)憲伸2世』と騒がれた平岡政樹(徳島商卒)に至っては、、育成選手に格下げになったくらいだ。そんなチームに辻内が入団して大丈夫なのか?そういう声が大きくなるのも無理はない。

 日本一の球団が、このアマチュアNo1左腕をどう育てることができるのだろうか。これは、日本のプロ野球界の行く末を左右する大きな問題になりえるのではないか、そんな気がしてならない。

「大物になるか、潰れるか」。自他共に「日本球界をリードしている」と認められている巨人が、「辻内崇伸」という才能を食い潰すようなことがあれば、どうなるか、警告しておきたい思う。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 氏原 英明【 奈良県 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

前後の記事

PJニュースアクセスランキング

注目の情報
生え際が、大変なことに!
▼抜け毛の原因─心当たり、ありませんか?
ストレス、不衛生、栄養のアンバランス、動物性タンパクの摂りすぎ、
運動不足、睡眠不足、暴飲暴食、喫煙、継続的な毛染め・パーマ…


抜け毛を止め、髪を生やすには→