俳優、アナウンサー、タレントなど芸能人にはそれぞれ肩書があるものの、ジャンルを超えて活躍することはいまや当たり前となっている。バラエティ番組の常連になる俳優や、アナウンサーが映画に出たりなど、話題を呼ぶことも多いが、その一方で厳しい批判を浴びることとなったケースも。まずは、今年の『NHK紅白歌合戦』で紅組の司会に抜てきされた女優の広瀬すず。

「来年4月からスタートするNHK連続テレビ小説100作目の『なつぞら』のヒロインとあって、妥当なキャスティングといえますが、ネットからは批判が噴出。『アドリブに対応できなそう』『コメント力のある人にやってほしい』『臨機応変に司会してる姿が想像できない』といった厳しい声が上がっています」(芸能ライター)

 司会発表後のコメントで、広瀬本人が「本当にどうしていいのかわからない」と語っていたことも、『紅白』ファンの不安をさらにあおることとなったようだ。

 また、タレントのベッキーは、俳優の斎藤工が主演を務める映画『麻雀放浪記2020』への出演が発表されたが、その役柄に辛らつな声が続出することとなった。

「ベッキーが今回挑戦するのは、麻雀クラブのママ役です。本人いわく『背伸びしても、いや、脚立に登っても追いつかないくらい色気のある、オトナな女性』とのことで、『試行錯誤しながら、演じさせていただきました』と語っています。これにネットユーザーは、『なぜ色気のあるママ役にベッキー?』『ベッキーって、ミスキャストもいいところ』と不満を爆発させているようです」(同)

 また、27年ぶり、民放では初めて本格的なドラマ出演に挑戦したフリーアナウンサーの古舘伊知郎も、視聴者から疑問の声を集めてしまった。

「現在放送中の『下町ロケット』(TBS系)で、古舘は主人公が社長を勤める佃製作所のライバル企業社長を演じています。放送前の段階で、原作ファンから『雰囲気をぶち壊されないか心配』『リスキーなキャスティング』といった不安の声が。放送が始まった現在は、同じくフリーアナウンサーの福澤朗も出演していることから『古舘と福澤の見分けがつかない』『混乱する』といった声が一部から上がっています」(同)

 オールラウンダーなタレントが活躍する芸能界とはいえ、身の丈に合わないジャンルは元の肩書にも傷をつけてしまうようだ。