気づいて〜!彼氏に「重い」と思われずに「寂しい・つらい」を分かってもらう方法

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「自分の気持ちを伝えることが大切」とよく言います。
これは言うまでもなく、言葉できちんと伝えないと、自分の気持ちは相手には伝わらないから。このことはみなさんも当然わかっているはず。


だけどやっぱり「気持ちを伝える」というのがイマイチ難しいのは、「わかってくれるだろう」という誤解のせいだけじゃなく、「さすがにいちいち『今私はこういうこと考えてるよ』『今はこんな気持ちだよ』なんて伝えたら、普通にそんなやつウザくね?」という思いがあるからでしょう。


なので今回は、察するのが苦手な男子に、あなたが気づいてほしい気持ちをどうやって伝えると、心に届くのか?ということをお話したいと思います。

■■彼はあなたの「さみしい」に気づけない。小さなサインを送ろう

「さみしい」という気持ちは、男子が最も難解と評する女子の本音のひとつです。
ここで男子はよく「さみしいなら、さみしいと伝えればいいじゃん」と反論するわけですが、それができないから困ってる。
「さみしい」と感じているときの女子が望んでいるのは、会ったりするのが難しくて、さみしさの解消はできなくとも、「せめてさみしい気持ちを理解してほしいこと」という場合が多いです。


つまり、会えないってわかってるときには、せめて彼に「さみしい思いをさせてごめんね」とか「俺もさみしいし、会いたいよ」と言ってもらいたい。こっちの「さみしい」気持ちに共感してほしいという思いが根底にあるんです。だからこそ、自分からはあえて「さみしいんだが?」と伝えずに、彼に察してもらえるのを待ってしまいやすい。


でも、あえて言おう。
それでも男子はやっぱり、自分の力で彼女の「さみしい」を汲み取るのが本当に下手。


そこで私が提案する解決策は2つ。
ひとつは、「平日とか、会えない日はいつもさみしいって思ってるんだからね!」と、最初に伝えておくこと。この前提条件を知っているのと知っていないのとでは、彼の認識に大きな違いが生まれます。「前、会えない日は基本さみしいって言ってたよな」と思い出してくれますから、「大丈夫?」「仕事終わった?」と探りも入れやすい。


もうひとつは、「さみしい」と直接には言わずとも、スタンプだけ貼ったり、「何してるの〜?」的なLINEを送ったりして、ヒントを与えてあげること。こういったとっかかりがあれば、何もない状態よりもはるかにマシです。

■■「小さな不満」を我慢しても、彼は気づかない。その都度、伝えよう

あなたは爆発したことはありますか?
物理的にではありません。心理的にです。


「今までずっと我慢してたけど〜!」的なアレです。ちょっとしたことをきっかけに「先週だってあの時にさぁ〜」と、不満が止まらないアレ。
しかし残念ながら、爆発するまでこらえていたその「我慢」は、恋愛においては本当に無意味です。小さな不満があなたの心の中でいくら着実に蓄積していても、その音は彼には全く届いていないでしょう。


だから「我慢をする」ときには、「この我慢は、恋人には気づいてもらえない」ということを覚悟しなくてはいけません。あとで「ずっと我慢してたの!」と言って爆発しても「知るか」と華麗に一蹴される覚悟が必要です。


でもこんな覚悟ができるほど、ハートが強くない人がほとんどだと思います。だから「その都度、ちゃんと不満を伝えること」が大切なんです。

■■女子特有の「気持ちの波」を伝えておけば、彼も優しくなる

女子は、定期的に気持ちの波がやってきます。これはデートの予定に合わせて生理をコントロールできないのと同様に、彼と会う日に「ブルーな日」がぶつかってしまうことも当然にあるわけです。


もちろん、多くの男子は「女子には気持ちの波がある」ということくらいは知っています。大人なら。だけどここで勘違いをしてはいけないのが「女子には気持ちの波があると知る」ことと、「じゃあ今の彼女の態度が、その波のせいなのかわかる」ということは全く別物だということ。


ストレートに言えば、「女子ってたまにバイオリズムのせいで機嫌悪くなるんだろ?」と知っている男子でも、目の前にいる彼女が不機嫌そうにしていても、「これがそのバイオリズムのせい」とはわからないということです。「なんで不機嫌なの?」「俺に何か文句あるの?」とまず思ってしまう。


そこでできるのは、「今日私調子悪いから、迷惑かけちゃうかも。ごめんね」と伝えておくこと。もちろん機嫌がいいに越したことはないけど、事前にそう伝えておけば彼も理解しやすいし、文句ももちろん言えません。


人の不安や恐怖は「わからない」ことがたいてい原因です。「彼女がどうして不機嫌なのかわからない」というのは男子にとって怖いし、嫌。
逆に、その原因が(自分じゃないと)はっきり分かるだけで、女性側が思っている以上にジェントルマンな気遣いをしてくれるようになるのです。

■■おわりに

恋人間のすれ違いは、「意見の食い違い」よりも、そもそも相手の気持ちや意見がわからないことに起因していることがとても多いです。今回の3つは、そういう意味で火種になりやすいものばかり。なので、まずはこれらだけでも素直に伝えてみることから始めていただけたらと思います。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)