サントスでプレイするガビゴル photo/Getty Images

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インテルでは出場機会を確保できず、今年1月にブラジルの古巣サントスにレンタルで戻ったガビゴルことFWガブリエウ・バルボサ。欧州では結果を残せなかったものの、やはり能力は間違いない。ブラジルに戻ってから大爆発を続けていたのだ。

ブラジルの国内リーグは37節を終了したが、今節のアトレティコ・ミネイロ戦でも得点を決めたガビゴルは通算18得点目で得点ランク首位を独走している。クロスにボレーで合わせるのも上手く、曲げながらコースを突くシュートも決めることができ、得点感覚は抜群だ。

気になるのはガビゴルの今後だろう。サントスにはレンタル移籍で向かっているため、インテルがどういう判断を下すのかに注目が集まる。欧州の環境が合わない場合はまだ苦戦することになるかもしれず、これからの判断は非常に重要だ。

ブラジル『Globo Esporte』によると、ガビゴルはアトレティコ・ミネイロ戦後、「これがサヨナラかは分からない。もしサヨナラなら、僕が成し遂げたことは本当に誇りであり、サポーターにもありがとうと言いたい」とコメントしている。

現在マンチェスター・シティに所属するガブリエウ・ジェズスと並び、ガビゴルはブラジルの今後を背負っていく存在と期待されている。2人のキャリアは大きく異なるものとなっているが、ガビゴルは今の活躍を欧州でも続けられるか。