スパ&ホテル水春松井山手の外観。スタイリッシュな建物は従来のスパ銭のイメージを覆す

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12月7日(金)朝6時、京都府京田辺市松井山手に「スパ&ホテル 水春 松井山手」がグランドオープンする。

【画像】露天風呂の「京美人の湯」。ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉で、特に切り傷や冷え性などに効果があるそう

天然温泉に加え、岩盤浴、フィットネス、さらにはホテルも備えた宿泊&温浴施設だ。「水春」ブランドでホテルを設けたのは初めてのこと。いわば滞在型温浴施設だ。オープンに先立ち、11月22日、オープンに先立ち、報道陣に施設が公開された。「スパ&ホテル 水春 松井山手」はJR学研都市線松井山手駅から歩いて5、6分、第二京阪道路の京田辺PAからもすぐと交通アクセスも便利。

中に入ってまず驚かされるのが、天井の高い吹き抜けのロビー。大きなガラス窓から光がいっぱいに入り、中央には大きなラグとさまざまな形の、座り心地のいイスがいくつも配置されている。その奥にはグランドピアノが自動演奏で心地いい曲を奏でている。窓の向こうには噴水と木立。夜には噴水を止め、ライトアップするという。水面に映る木立、さらにロビーの天井にも木立が反射し、不思議な空間が生まれる。

メインとなる天然温泉は内風呂と露天風呂に分かれる。内風呂の「不感の湯」は37.5℃とぬるめで、副交感神経に働き掛け、リラックス効果がある。体温に近く、いくらでも長湯できそうだ。さらに超微細な炭酸の泡で、湯が乳白色になる「ミルクイオン風呂」、電気ぶろやジェット風呂などを巡ることで肩こりや腰痛、ダイエットなどに効果があるとされる「回遊ジェット風呂」などがそろう。露天風呂は源泉かけ流しの天然温泉「京美人の湯」をはじめ、壺湯や腰掛け炭酸泉、超炭酸泉など。「京美人の湯」は保湿効果が高く、美肌効果があるとか。薬草サウナもあり、全部ゆっくり時間をかけて入りたくなる。

じっくり温まれる岩盤浴も楽しみのひとつ。名のミストの蒸気がまるで雲海のように見える「雲」、天井にプラネタリウムを投影した「星」、ロウリュウで体感温度を上げ、さらに温まる「熱」、ミネラルたっぷりの岩塩を使った「塩」、6種類の岩盤を使った「岩」と、目的や好みに応じて使い分けられる。300万個の星が天井に投影される「星」は、宇宙ステーションと同レベルの星が見られるそう。30分で24時間の星の動きを再現している。体が頭ったら、今度は約7℃の「冷」でクールダウンできる。

フィットネスはジムとスタジオが利用できる「B-fit」とホットヨガ「aina」。いずれも会員になれば天然温泉や岩盤浴が自由に利用できる。

そのほか「癒し処 ゆめみ」では手もみボディリフレッシュやリンパドレナージュ、フェイシャルケア、パイラソードなどの最新マシンも。ペアルームはカップルで利用できるので、友人や夫婦、家族と一緒の利用もOK。高濃度の酸素と気圧の働きでリラックス効果や疲労回復、リフレッシュ、自己治癒力の向上などさまざまな効果がある酸素カプセルも備えている。ホテルは全88室。和室からスイートルームまで8種類の客室があり、天然温泉にも入り放題。シングルの客室でもダブルサイズのベッドが置かれ、ゆったりとくつろげるのがうれしい。

1階には和食の「京田辺 水春亭」とイタリアンバルがある。また、2階には宴会場があり少人数の会食から、100名の立食まで対応可。なお、宴会場ではグランドオープンを記念し12月24日(祝)にはUnlimited tone、2019年1月6日(日)には沢田知可子など、ライブも予定されている。いずれも4000円、1ドリンク付きで水春全店共通の入浴招待券付き。

ここまでざっくり紹介するだけでもずいぶんなスペースを使ったが、その充実した施設やサービスは実際に目で見て体験してほしい。癒しのひと時を過ごせること間違いなしだ。

■スパ&ホテル 水春 松井山手

住所:京都府京田辺市山手中央5-1 時間:スパ 6:00〜翌2:00、岩盤処 6:00〜翌1:00、レストラン 水春亭:11:30〜23:00

料金:入館料:大人1000円、岩盤浴:大人800円、土日祝900円(岩盤浴のみの利用は不可)、駐車場:370台

交通アクセス:JR学研都市線松井山手駅徒歩6分、第二京阪道路京田辺PAからすぐ(関西ウォーカー・鳴川和代)