涙を浮かべる主審を優しくハグ 蘭代表DFが試合直後に取った行動にほっこり[映像アリ]
リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、試合終了直後に取った行動が大きな話題を呼んでいる。
19日に行われたUEFAネイションズリーグのグループリーグ最終戦で、ドイツ代表と対戦したオランダ代表。2点ビハインドで終盤を迎えるも、残り5分となったところからクインシー・プロメスとファン・ダイクのゴールで2点を奪い返し、2-2のドローで試合終了のホイッスルを迎えた。この結果、オランダ代表はリーグA・グループ1の首位に立ち、決勝トーナメント進出を決めている。
試合後のインタビューに応じたファン・ダイクは、その時のことを「彼はちょうど母親を失ったばかりで、涙を浮かべながら落ち込んでいたんだ。僕は彼に強くなって欲しかったから、彼に『よく頑張ったね』といったよ。僕が行ったことは小さなことだ。でも、彼の支えになることを願っているよ」と明かした。『Mirror』や『BBC』など複数の英メディアが伝えている。
『BBC』によると、どうやらこの試合の主審を務めたオヴィディウ・ハツェガン氏は、試合中に母親が他界したことを知らされたようだ。ただ、同氏は感情を押し殺し、プロの審判としてドイツ対オランダ戦を見事さばききった。しかし、試合直後に感情が溢れ出し、涙を浮かべている主審を発見したファン・ダイクは心配になり、ハツェガン氏の元へ駆け寄ったという。ファン・ダイクの取った行動に対し、SNS上などで多くの称賛コメントが投稿されている。
Captain @VirgilvDijk; leading by example pic.twitter.com/HrH2UhfeOk
— OnsOranje (@OnsOranje) 2018年11月20日
参照元:公式Twitter