シャープのドラム式洗濯乾燥機「ES-W111」は、洗濯の仕方そのものを教えてくれる

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シャープは新開発のAIoTクラウドサービス「COCORO WASH」と連携したドラム式洗濯乾燥機「ES-W111」を11月29日に発売することを発表した。
販売価格はオープンプライスだが、市場想定価格は税抜34万円前後とのこと。

この新しい洗濯機の目玉は
・スマートフォン
・アマゾン「Amazon Echo」
・グーグル「Google Home」
・LINE「LINE Clova」
などのスマートフォンやスマートスピーカーと連携が可能であるところである。

IoTにより照明機器やエアコンなど、インターネットに繋ぐことで新しい使い方を提案する「スマート家電」は、現在、各社で様々な取り組みが行なわれている。
IoT化によって、家電製品の遠隔操作や状態確認ができるようになり、これまでにない便利さが実現しつつある。

しかし肝心のユーザーはこれらの機能を使いこなしているのだろうか?!

シャープのAIoTサービスは、インターネットに繋がることで見える化が可能となったIoTと独自のAI(人工知能)機能を併せ持つクラウドサービスを組み合わせることで使いこなしを支援すると言うものである。




新しい洗濯機ES-W111は前述したクラウドの新サービスCOCORO WASHと連携することで、洗濯機を見に行かずとも手元のスマートフォンでの情報確認やスマートスピーカーを利用した、洗濯・乾燥の終了時間の問い合わせが可能となる。

ここまでは普通とも言えるIoT連携機能だ。
しかし、ES-W111と連携するCOCORO WASHは、洗濯機を便利に使うための機能ではない。




実は、洗濯をどうすれば良いのか?
これをアシストすることに軸を置いているのだ。

通常の洗濯であれば、汚れ物を入れて洗剤を入れるだけだ。
しかし、泥だらけになった野球のユニホームの洗濯はどうすれば良いだろうか?
・洗剤の量
・水量
・洗濯方法
・洗濯時間
など、経験ななければ、試行錯誤しながら行うしかない。これでは失敗もするし、ストレスにもなる。




ES-W111と連携するCOCORO WASHでは、
スマートフォンのアプリ上から洗いたいものを選ぶと、
・洗剤の量や洗濯方法を教えてくれる
・目的に合った洗濯の設定をスマートフォンからES-W111に転送してオートで洗濯を完了
といったことができる。

・汚れてしまったぬいぐるみの洗濯
・季節ごとのカーテンの洗濯
など、「洗濯の困った?」に対応するのがES-W111とCOCORO WASHなのである。




普段使いでは、ワイシャツの袖や襟の皮脂汚れや、食べこぼしなどの汚れには付属の「超音波ウォッシャー」をあらかじめ使用することでピンポイントの汚れを落とすこともできる。こうすることで、洗濯を簡略化し時短することにも繋がるというわけだ。

さらにユニークなのは、
・天気情報
・季節
・洗濯履歴
などに応じた洗濯方法をアドバイスしてくれる機能だ。

雨の日は乾燥機を使った方が良いと言うアドバイスが表示されるのは当たり前だ。
しかしES-W111と連携するCOCORO WASHでは、
晴れの日でも花粉が多い日は乾燥機の利用を勧めるのだ。
こうした “気づき”を得ることができるのが、
これまでにない利用者が得られる知恵と便利さなのである。




ES-W111のセンサーは、
自動洗濯のコース実行中でも働き続けており、すすぎ際の水の濁りをみて、すすぎの回数を減らして節水のサポートをする。
また、洗剤の量が多かった場合は、洗濯終了後にアドバイスもしてくれる。

このように考えてアドバイスしてくれる洗濯機なのである。

そのほか、
・乾燥フィルター自動お掃除機能
・乾燥ダクト自動お掃除機能
など、メンテナンスも自動で行ってくれる。
エラーが発生した場合はスマートフォンに通知を行い、サポートページを案内するなど、利用者がトラブルの都度、ネット検索する手間も省くよう作られている。




洗濯機にAIoT機能を搭載したシャープの狙いは、
・今便利な機能に特化しない
・将来的に様々な要求に応えられるよう洗い方のサポートを継続する
こうしたシャープの洗濯機を選ぶ理由を強く打ち出すことである。

つまり、
・新しい衣類
・新しい洗剤
など洗濯の方法が変わった場合でも、洗濯機が“インターネット”に繋がることで最新の機能をもつ洗濯機として使い続けられる。
そうした存在を目指している。

普段使う機能はやがて便利さを忘れてしまう。
しかし “洗濯の困った“を解決するノウハウや支援が常に得られる。

これがIoT機器の便利さだと実感して貰えるのではないだろうか。
COCORO WASHサービスとの連携は今後が楽しみである。


執筆  mi2_303