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黄色のマーガリンはダメ!?カナダのマーガリン戦争

【PJ 2005年12月18日】− 米小売り大手のウォルマートは組合との労働交渉の最中に、カナダ・ケベック州の店舗閉鎖計画を発表して大きな批判を浴びたが、同社はそのケベック州で別の問題でも窮境に立っている。そんな中、「マーガリンの色」をめぐって、カナダの酪農業者からの攻撃にもさらされることとなったと、12月10日付英誌「エコノミスト」は紹介している。

 先月、ケベック州の政治家が、多国籍の生活日用品大手のユニリバーと共謀してウォルマートが輸入禁止の「黄色いマーガリン」を販売していると告発した。カナダの酪農業者17万人の半数を抱えるケベック州は、バターと混同することがないように、またマーガリンの食欲をそそらないようにと、法律で「白色のままにしておかなければならない」と定めた唯一の州だ。この法律はかつてはよく見られたが、いまとなっては世界中どこにも見られない。

 翌日、カナダ当局の私服調査官がウォルマートを急襲した。会社側は誤って他州向けのものが搬入されてしまったと抗弁している。酪農業者を相手にした抗議などは通常、勝ち目はないが、ユニリバーはケベック州のマーガリン法に法律的な戦いを仕掛けようとしている。しかし、カナダ最高裁は州にこの種の法律の権限があることを認めている。

 とはいえ、酪農業者はカナダ西部でマーガリン原料である脂肪種子の栽培農家からも挑戦を受けていおり、カナダのアルバータ州当局は、ケベック州のマーガリン法が不公正な規制であるという立場を支持している。アルバータ州はケベック州からの「黄色いバター」を受け入れないことを検討中だという。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

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