松坂大輔(写真:Getty Images)

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19日、テレビ朝日「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」では、中日ドラゴンズ・松坂大輔がゲスト出演。「(バラエティは)出ないですね」と照れ笑いを浮かべた松坂が、日本球界で復帰を果たすまでの苦悩や道のりを語った。

2014年にソフトバンクに移籍し日本球界復帰を果たすも、右肩の故障により登板したのは3年間でわずか1試合のみ。引退の二文字もチラつく中、今季中日ドラゴンズにテスト入団した松坂は、6勝をあげカムバック賞を受賞するまでの活躍を見せた。

復活の背景には肩の復調がある。VTRで登場した元プロ野球選手で松坂をよく知る森本稀哲氏は「(松坂は)肩の収まりがいいところにないと痛みが出る」と話したが、松坂は中日の入団テストを受ける直前に行った治療院によって「久々にいいところに肩が収まって、テスト受けたら調子がよくて。シーズン入って投げてみたら結構元気なボールを投げていた」(森本氏)という。

ソフトバンク時代には自分で調べ、評判を聞いた全国30箇所以上の病院を自腹で行脚していたという松坂。「酷くなると肩が上がらないので頭洗う時も右手は上がってこない」とまで話したが、「ホークスから退団の話をされた時に(その治療院で)ちょうど肩をはめてくれた、うまくはまった、自分でも分かった。それまでは投げられる感じじゃなかったんですけど、その先生の施術を受けてその直後『あ、投げられるかも』って(思った)」という。

「色んなところ回って色んな治療受けて最後そこでうまくはまった」と続けた松坂は、「最初からそこに行ってたらはまったのではなくて色んなところに行って徐々によくなって最後にそこではまった」と説明。何年も悩まされ続けた肩痛の原因については「普通はしないような場所に肉離れをしてて、それがずっと見つからなくて。(MRIで)どういう撮り方をしても写らなかった」と明かしている。