ダビド・シルバが故郷に錦を飾る! ボスニア・H戦で愛息と共に記念セレモニーに参加

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ロシア・ワールドカップ(W杯)後にスペイン代表を引退したマンチェスター・シティMFダビド・シルバが18日に行われたボスニア・ヘルツェゴビナ代表との国際親善試合の前に記念セレモニーに参加した。スペイン『マルカ』が伝えた。

スペインサッカー連盟(RFEF)は先日、シルバの生まれ故郷グラン・カナリアで行われるボスニア・ヘルツェゴビナ戦に向け、シルバのこれまでのラ・ロハへの多大なる貢献に報いるため、試合前に特別なセレモニーを行うことを発表していた。

そして、同試合前、故郷のスタジアムに凱旋したシルバは10カ月の愛息マテオ君を腕に抱いてピッチに現れると、代表通算125試合出場にちなんだ「125」と書かれた特別ユニフォームを贈呈された。

さらに、シティの元同僚であるボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが見守る中、キックオフセレモニーも行った。

なお、ジェコは同日、自身の公式ツイッターを通じて、「今日スペイン代表を引退した友人のダビド・シルバに会えて嬉しかったよ。彼の今後の幸運を祈ると共に、チャンピオンリーグで再開できることを願っている」と、シルバのキックオフセレモニーを写した画像と共にかつての同僚を労った。

また、同試合に向けた公式会見に出席したルイス・エンリケ監督はシルバの決断を理解しつつ、これまでの貢献への感謝を口にしていた。

「ダビド・シルバの引退理由に関して理解している。彼はプレーヤーとして非常にユニークだった。彼が成し遂げたことを見れば、彼がこのチームの象徴の1人だったことがわかるはずだ。それに彼に対してネガティブな発言は一度も聞いたことがない。個人的に彼を送り出すことができたことを嬉しく思う」

2006年11月にスペイン代表デビューを飾ったシルバはこれまで125試合に出場して35ゴールを記録。ユーロ2008、2010年南アフリカW杯、ユーロ2012の優勝に貢献していた。また、ロシアW杯では全4試合に先発していた。

なお、スペインはこのボスニア・ヘルツェゴビナ戦を代表デビュー戦となったセルタMFブライス・メンデス(21)のデビューゴールによって1-0で勝利し、見事にシルバの引退に花を添えている。