幾多のカップラーメンがある中、読者の皆様に思い出のカップラーメンはあるだろうか。食欲盛りにおやつ代わりに食べたカップラーメンの味が今でもふと懐かしく思い返されることがあるものだ。


2018年で40周年を迎えたサンポー食品「焼豚ラーメン」(以下写真はJタウンネット編集部撮影)

「小さい頃からよく食べていた」

Jタウンネット編集部でご当地カップラーメンを調査していたところ、長崎県出身の営業部員からこんな声とともに「九州人のソウルフード」とも知られているサンポー食品の「焼豚ラーメン」に懐かしさを感じる声が上がった。

味は九州とんこつで、関東で食べるとんこつよりあっさりしているとのこと。一体どんなカップラーメンだというのか。Jタウンネット編集部は焼豚ラーメンを早速入手し、実際に食べてみた。

あっさりとんこつ ハート型の焼き豚


メインの焼き豚は思いを込めてハート型

1978年に誕生し、18年で40周年を迎える焼豚ラーメン。「変わらぬ美味しさ、いつまでも。」と記載された蓋をはがし、指示された調理方法通りに用意した。蓋を開けると、とんこつ独特の臭みがあり、記者は一瞬驚いたが、すぐに慣れた。独特な香りのとんこつスープ、紅しょうが、ハート型の焼豚などなど、関東出身の記者としては初めて食べるカップラーメンに妙な緊張を感じながら箸を進めた。


やわらかい焼豚

食べてみると、思っていたのとは違うあっさりとした味わい。とんこつと聞いただけで、もっとこってりとした味を予想していた。シーフードのような味にも感じられる。九州とんこつのあっさりとはこのことかと改めて思わされるようだ。紅しょうががまたいいアクセントになり、最後まで飽きずにあっという間に完食してしまった。

同じく試食した編集部員たちからは、

「焼き豚がハート型でかわいい」
「寒い冬の日の深夜に食べたい。あったまりそう。量的に夜食に丁度いい」
「紅ショウガが入っているのがよい。薬味が効いている」
「美味しいので常備しようかなと思う」

との声が上がった。みな今回が初めての焼豚ラーメンだったが、とある日の昼下がりの編集部を一杯であたたかくしてくれたものだ。

焼豚ラーメンは40周年を記念して18年9月1日から11月30日までキャンペーンを行っている。専用応募フォームから応募し、抽選で50万円相当の「純金の焼豚」などの景品がもらえるそう。

また、読者の皆様にとって思い出深い「ご当地カップラーメン」はなんだろうか。ぜひ編集部にお声を頂きたい。

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