「素晴らしい気分」…クロアチア戦で逆転弾の主将ケイン「誇りだ」

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 イングランド代表のエースで主将のハリー・ケインは、チームの進化に手応えを掴んでいるという。イギリスメディア『スカイスポーツ』が18日に伝えている。

 18日、イングランド代表はクロアチア代表と対戦。ケインの逆転弾でイングランドが2−1勝利をおさめ、来夏のUEFAネーションズリーグ準決勝へ駒を進めた。

 2018年はイングランドにとって躍進の年となった。ワールドカップでは28年ぶりに4強入りを果たすと、UEFAネーションズリーグでもスイスやスペインを下した。戦績としては17試合で11勝4敗2分け。総ゴール数は「28」となっており、トップスコアラーはケインで「8」となっている。

 クロアチア戦後、インタビューに応じたケインは代表チームの進化を素直に喜んだ。

「勝利できて気分が良いよ。得点のシーンは、個人的には、キーパーにセーブされたり、ボールがクリアされてしまうと思っていたんだ。僕たちはビハインドの状況でも自分たちの強みを発揮し、落ち着いていたね。勝利に値したよ。良い気分だ」

「チャンスをなかなか掴めず序盤は失望したが、このようなビッグマッチでも落ち着いてプレーしなければならない。チャンスをつくり続け、ありがたいことにリンガードがゴールを決めてくれた。それからは本当に押し込んで2点目を獲得したね」

「試合終盤のサポーターからの『It's Coming Home』(イングランド代表の応援歌『Three lions』の歌詞の一部)のチャントは信じられないものだった。これまでの代表戦であれほど素晴らしい合唱はみたことがないよ」

「ファンの支持を得ることができて本当に嬉しい。勝利は僕たちも望むものだから、今回の勝利はイングランド全体で掴み取った誇りだと思う」

「僕は彼らがチャントを楽しんでいることを知っているし、これからもう多くの嬉しい叫びがあることを願っている。僕たちはファンがスタジアムにやってきて、チャントを歌うことを楽しみにしているし、待っているよ」

「ワールドカップで得たメンタリティと団結力を保ってきた。そしてこの勝利は素晴らしい。本当に素晴らしいよ。チームはうまくいっているとしか言いようがない」

「ワールドカップから素晴らしい夏だった。これからも進化を続けてより良くなっていきたい。そして、進化し続ける方法は、ビッグマッチで勝つことだ。今年は頑張ったし、今チームはどんどん良くなっている。次の試合は3月。楽しみにしているよ」