良質な眠りに導いて疲れを癒す、“寝落ち”がテーマのドライヘッドスパにブームの兆し。“よく眠れない”“目覚めが悪いかも…”と感じている人は、早速、行ってみよう。

プラネタリウム空間で最高級の寝落ち体験。

QUIRON(キロン)

プラネタリム空間で施術を受けられる、ユニークなドライヘッドスパが誕生。遮音設計された個室の中はとても静かで、リクライニングシートに横になると、目の前には美しい星空が広がる。オールハンドで行うコースの中には、眠りに落ちる瞬間と熟睡の狭間を何度も行き来すように開発された、いくつもの手技が盛り込まれている。実際、頭頂部や側頭部、肩、目の周りを順番にほぐされるうち、ほとんどの人が眠ってしまうそう。その日の寝つきや、翌朝の目覚めがよくなる効果も期待できる。

手技は、ツボや氣といった東洋医学と西洋医学の両方の観点から開発されたもの。アロマの香りや優しい音楽にも癒される

東京都渋谷区渋谷2-10-15 NVIビル6F TEL:なし 11:00〜21:00( 最終受付20:00) 月曜休 コースは40分4530円、60分6450円、90分9720円(すべて税込み)の3種。施術着やアメニティの用意あり。予約はHPから。https://quiron.jp/

IT業界での体験が生んだ、オフィス街のオアシス。

とろける睡眠リラクゼーション ゆめのまくら

IT業界で働いていたときに、長時間のパソコン作業と対人ストレスによる疲労で悩んでいた店長の三好美妃さんが、同じ悩みを抱える人を助けようと開いたサロン。技術だけでなく心の癒しも重視しており、スタッフのおもてなし力も高い。フカフカのソファの上で行う施術は、まるで雲に寝そべっているような解放感が味わえて心地よく、頭痛や眼精疲労、肩こりなど、働く女性が気になる体の悩みをやわらげてくれる。仕事終わりでも行きやすい、夜23時までの営業時間も嬉しいポイント。

丁寧なカウンセリングをもとに、頭のツボや目の周り、首回りを指圧。店内はLEDで幻想的にライトアップ。

東京都港区高輪3-23-14 シャトー高輪3F TEL:03・4405・3776 10:00〜23:00 無休 とろける睡眠ドライヘッドスパは30分5400円〜。体をほぐす施術を組み合わせたコース90分1万1000円〜もあり。https://yumenomakura.com/

快眠セラピストが監修。都会の“眠れる森”

Q’s for-rest

快眠セラピストとして活躍する三橋美穂さんが眠りをコンセプトに空間プロデュース。メニューは、リフレクソロジーの技術を応用し、パソコンやスマホをよく使う人に向けた頭とこめかみを中心にほぐすもの(A)、肩こりや顔のむくみをやわらげてくれる頭やデコルテ、首や肩が中心のもの(B)の2つの施術を組み合わせることができる。クイック仮眠コース(15分)もあり、時間がないときに駆け込む場所としても重宝しそう。施術後は“快眠アドバイスシート”がもらえるサービスも。

サロン内は、心地よいオレンジの光や小川のせせらぎなどの自然音、アロマの香りが満ちる五感を癒す空間となっている。

東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町マルイ5F TEL:03・5224・8055 11:00〜21:00(日・祝日10:30〜20:30) 不定休 ヘッドスパ(A)(B)とも15分2300円〜。

※『anan』2018年11月21日号より。イラスト・小迎裕美子 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)