J3降格危機の熊本が渋谷洋樹体制を継続

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ロアッソ熊本は18日、渋谷洋樹監督(51)の来シーズン続投を発表した。

渋谷監督は今シーズンから熊本を率いたが、明治安田生命J2リーグ9勝7分け26敗のJ3自動降格圏21位で終戦。だが、J3を戦うJ2ライセンス不所持のアスルクラロ沼津にJ2自動昇格圏2位フィニッシュの可能性があるため、現時点で熊本の降格は決まっていない。

その中、続投が決定した渋谷監督はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「今シーズン1年間、どんな時でも、共に戦っていただいた全ての皆様に、心より感謝申し上げます。選手・スタッフが全力を尽くして戦ってまいりましたが、皆さまのご期待に応えることができず、不甲斐ない結果となってしまったことを大変申し訳なく思っております」

「このたび、来季も監督を続投させていただくことになりました。J2リーグ21位という結果にもかかわらず、クラブから続投の要請をいただいたことに感謝しております。いろんな思いがありましたが、昨日のホーム最終戦のように、皆様と共に勝利の喜びをもっとたくさん分かち合いたい、またロアッソ熊本を成長させること、未来に繋げることを使命と感じ、来季もチャレンジさせていただくことを決意しました」

「今年の悔しさを晴らすために、来季は勝負にこだわる戦いを前面に出し、覚悟をもって戦いに臨みます」

「熊本のために、地域のために、また復興のシンボルとなれるよう、クラブ理念「県民に元気を」「子どもたちに夢を」「熊本に活力を」を胸に刻み、来季も精進してまいります」

「クラブに関わる全ての皆様とともに、一つになって闘ってまいりますので、ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、引き続きご支援、そして熱いご声援をよろしくお願いいたします」