今年5月に週刊女性の直撃に応じる川谷絵音

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 2016年1月の「ゲス不倫」、2017年1月の「アパ不倫」。

 当事者の人気バンド、ゲスの極み乙女。の川谷絵音(29)と俳優の袴田吉彦(45)が、同じ週に芸能メディアの囲み取材に応じました。その中で2人は、ちょっとした“不倫後遺症”を吐露したのです。

僕自身は落ち着いている

 川谷は、男性誌『Esquire』日本版がさまざまなジャンルで活躍する異端児(マーベリック)らを称える『The Mavericks of 2018』の授賞式に出席しました。音楽部門の代表として、その異端ぶりを認められた形です。

 私生活の落ち着きぶりを聞かれると、「僕自身は落ち着いているんですが、マスコミの人が落ち着かせてくれない」と、今も定期的にマークされている現状を明かしました。

 ゲス不倫後遺症も自覚しているようで、

「家の前に見知らぬ車が止まっていると、過敏にナンバーを確認するようになりましたね。以前、何回か確認したときに、(メディアのじゃないと)安心していたら、その中に週刊誌の車が来ていて……。そこから毎日、チェックするようになりました。ま、チェックしても意味はないんですけどね」

 芸能プロダクションの中には、メディアの取材車のナンバーをマネジャー間で共有しているところもあります。

 だからと言って、時の人をメディアが追いかける手を緩めるはずもないのですが、同じナンバーの車が頻繁に止まっていたら、ちょっと怪しんでみるのは正しいチェックかもしれません。

 一方、アパホテルで不倫をし、アパホテルのポイントをしっかり貯めていたことが暴露された袴田吉彦は、CS放送のMONDO TVのオリジナル4K映画『むこうぶち』の完成記念記者会見に出席しました。

 同席したタレントのガダルカナル・タカ(61)に「さっき、小耳にはさんだんですけど、アパのポイントはすっかりなくなってゼロのようです」といじられてもニッコニコ。

「アパ不倫」後、一時期仕事が減ったとのことですが、2017年の大みそかの『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しスペシャル!』の『絶対に笑ってはいけない アメリカンポリス24時』に、不倫ネタ全開で出演したことがきっかけで、再浮上の手ごたえをつかみました。

 本人も「ありがたいことに、不倫役のオファーが結構あるんです」と、仕事があることを前向きに受け止めています。

 不倫の結果、離婚することになりましたが、それは自業自得、それこそ自己責任というものです。仕事さえ途絶えなければ、何ごとも芸の肥やしと受け止められるのが芸能界。2人にとって不倫の代償はいくらだったのでしょうか。

<取材・文/間垣ジェーン美瑠>