鹿島アントラーズのDF昌子【写真:Getty Images】

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酒井、川島に続く日本人選手誕生なるか「ライジングサンの国の二人の男が待っている」

 クラブ史上20冠目となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を獲った鹿島アントラーズの守備の要であるDF昌子源に、フランス1部トゥールーズへの移籍話が浮上。

 トゥールーズの専門メディア「lesviolets.com」は、「昌子源とは何者か」と題して特集を組んでいる。

 鹿島は現地時間10日、ACL決勝でペルセポリス(イラン)との敵地での第2戦を0-0でしのぎ、2戦合計スコア2-0で初のアジア王者に輝いた。元日本代表MF小笠原満男に代わってゲームキャプテンを務め、イラン王者撃破に貢献した昌子に対し、記事では「彼はキャプテンマークを巻くことに疑う余地がない選手」と触れている。

 また、昨夏にストラスブールから関心を持たれていたことを指摘。徳島ヴォルティスのスカウトが「彼は非常に良いCBだ。予測も鋭く、綺麗にボールを奪う方法を知っている」と昌子のスタイルについて説明するコメントも紹介している。

 もし、今冬にトゥールーズ移籍が実現するとなれば、チーム初の日本人選手となる。マルセイユの日本代表DF酒井宏樹、ストラスブールの日本代表GK川島永嗣に続くことから、「リーグ・アンはライジングサンの国の二人の男が待っている」と特集を締めている。12月のクラブ・ワールドカップ後、昌子はどのような決断を下すのだろうか。


(Football ZONE web編集部)