パナソニック次世代HDDレコーダーは「家族と思い出共有」「インテリア調和」がキーワード

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9月下旬、ブルーレイディスクレコーダー「おうちクラウドディーガ(DIGA)」の新作が発表された。「おうちクラウド」とは「家族をつなぐ」をコンセプトにしたパナソニックの新しい提案。かつてはお父さんの主導ものだったレコーダーも、今では家族みんなのもの。現在の家族に適したレコーダーのあり方を模索した結果、デザインも、カラーも、コンセプトも変更されて誕生したのが「おうちクラウドディーガ(DIGA)」だ。

お部屋のインテリアは、ホワイト系や木目調などが主流になっている。それに合わせ、レコーダーでありがちな黒ではなく白を採用。サイズもテレビのラックではなく、ユニットシェルフに合わせられるようにコンパクトになっている。横のサイズは従来の半分程度だ。
そしてもっとも特徴的なのはそのコンセプト。録画はもちろんなのだけれど、それ以上に、スマホやタブレットなどで家族が撮った写真や動画を保存し共有する。おじいちゃんやおばあちゃんなど、離れて暮らす家族ともそのデータを共有できる。また家族にも見られたくない写真は、送信した自分のスマホのみで表示可能というシステムもプラスされている。

ブルーレイディスクレコーダーとともに発表されたのが「HDペットカメラ」。不在時に室内に残された家族同然のペットを見守り、録画して残すことができるカメラだ。水平方向にほぼ360度、上下方向には90度まで対応。しかも赤外線センサーと動作検知センサーを搭載したことで、動くペットを自動に追いかけて撮影してくれる。もちろん、録画した映像は「おうちクラウドディーガ」に転送し、大画面のテレビで楽しめる。普段見ることのできない姿を録画することができる。

発表会にゲストとして登場したのが俳優の遠藤憲一さん。「実は機械は詳しくないんです。俺でいいんですかって思ったんだけど、質問してくれと依頼されて」と挨拶。「基本は録画機なんですか?」「いわゆるおうちクラウドとクラウドの違いは?」という素朴な質問を投げかけてくれた。そしてHDカメラに関しては「なぜ5年前にこれを作ってくれなかったんですか。ペットを飼っていて、撮りたかった」と胸の内も明かしてくれた。

写真が趣味という遠藤さんが撮った写真も大画面に3カット映し出され、遠藤さんの家族とのエピソードも語られた。写真を近くに置いておくことの大切さ、簡単に写真を楽しめることも紹介された。

最後に遠藤さんは「おうちクラウドディーガを手に入れれば、楽しめることがいっぱいありますから」とメッセージを残してくれた。
レコーダーという録画機ではあるのだけど、脱録画機としての可能性も秘めたおうちクラウドディーガ。写真や映像を残し、みんなで楽しむ。それが家族をつなぐ重要な要素になることは間違いない。