「私、だめんずと結婚しました」後悔? それとも…? 女性たちに聞いてみた
世の中的に「だめんず」と呼ばれる部類の男と結婚した女性たちは、はたして幸せになれるのでしょうか!?
これだけはチェック! 結婚して後悔しないための「旦那さん選び」4大ポイント
はたで見ていると、結婚を機に「だめんず」から足を洗う男もいれば、もっとだめんずになる男もいますから、“本当のところ”が気になりますよね。
そこで「私、だめんずと結婚しました!」を公言している女性たちに、結婚後の実態を直撃しました。
ケース1. 借金まみれの「だめんず」と結婚したA未さん(32歳)
「5年前に結婚した夫は、婚約後に借金が200万円あることが判明しただめんず(笑)。
当然、親や友人は結婚に猛反対で、婚約破棄を勧められましたが、私は『愛があれば、200万円なんてなんとかなる!』と強引に結婚しました。
借金の返済を何よりも優先すべきと考えたので、当初予定していた挙式や披露宴はせず、地味婚に。
思っていたよりも返済は大変で、私は2年くらいで返せるかと思っていましたが、4年かかりました。
生活費も切り詰め、遊びにも行かず、とにかく返済を最優先にした生活だったので、楽しい思い出はまだ少ないんですが、無事に全額を返済したあとに、夫から言われた『感謝している』の言葉は忘れられません。
今では、借金返済を通して夫婦の絆が強まったと思っていますし、借金がなくなってやっと子作りも始められ、それなりに幸せです」
想定外の借金判明……となれば、結婚をためらってしまう女性が一般的です。
しかしA未さんの場合は「借金返済を通じ、夫婦の絆が生まれた!」と、災い転じて福となったみたいです。
ケース2. 浮気常習犯の「だめんず」と結婚したB華さん(36歳)
「交際5年で結婚した今の夫は、交際中から浮気常習犯で、何度も泣かされてきました。
でも、夫のことが好きすぎて、何度浮気されても別れられず……。
私が妊娠し、授かり婚。周囲は猛反対でしたが、私はそのときには浮気相手の女たちに『勝った!』とすら思いましたし、子供ができれば彼も変わるだろうと期待していました。
でも、結婚から2年経った今でも、夫の浮気癖は治らず……。それどころか、結婚して安心したのか、複数の女と定期的に会っていて、その中には既婚者であることを隠して会っている相手もいるみたいです。
ぶっちゃけ、夫が浮気しているのを気づいていながら笑顔で接するのって、すごく苦痛だし、本当は浮気をやめてもらいたいです。
でも、子供が小さいので『離婚だ』と言われたら困るので、見て見ぬふりをしています。
結婚したときには一瞬、幸せを感じましたが、今となっては彼を夫に選んだことをとても後悔しています」
浮気癖は一生治らないとも聞くので、結婚しても子供ができても、悪癖を続けてしまう男も多い実態があります。
自分だけを見ていてほしい女性ほど、このパターンのだめんずとの結婚は避けるべきと言えるかもしれません。
ケース3. 仕事が続かない「だめんず」と結婚したC絵さん(33歳)
「1年交際して結婚した夫は、交際中の1年間で2回も転職するほど、仕事が続かない男だったんです。
結婚が決まったときには、当然、親も友人も『やめたほうが賢明』って言っていましたね。
でも、結婚したら、さすがに腰を据えて働くだろうって思って押し切ったのが、今思えば、甘かったです(泣)。
結婚して4年経ちますが、それまでの転職回数はもはや10回を超えていて、半年もったことがありません。
子供がふたりいてもそんな状況なので、今年から私は保育士として仕事に復帰して、家計を支えています。
あのとき、まわりの意見を聞いて、結婚は考え直せばよかったです」
安定した結婚生活を送るのには、お金は重要な要素です。
だからこそ、定職に就けないだめんずとの結婚は、妻への負担が大きくなりやすく、ストレスも大きくなりがちなのではないでしょうか。
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「恋は盲目」とも言われますが、周囲が「やめておいたほうが」とアドバイスするほどの“だめんず”と結婚してしまった女性たちのその後は、悲喜こもごもです。
「私の彼もだめんずです」に心当たりがある場合、そのだめんずっぷりにもよりますが、結婚したからといって性格までが変わるとは言い切れない現実も、肝に銘じたほうが無難かもしれません……。