エバー航空のボーイング787 ドリームライナー=同社提供

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(台北 14日 中央社)豪の航空会社評価サイト、エアラインレーティングス(AirlineRatings.com)が13日に発表した2019年版の「世界の航空会社ベスト10」で、台湾のエバー(長栄)航空が8位にランクインした。また、アジア太平洋地域で最も優れた長距離線航空会社にも選ばれた。

ランク付けに当たっては、座席・客室の快適さ、革新的な取り組み、安全性、機体の使用年数、財務状況、乗客の声などが総合的に評価された。1位はシンガポール航空で、日本の全日本空輸は7位、日本航空は10位だった。

エバー航空の孫嘉明総経理(社長)は感謝と喜びを示した上で、同社が今年から、台湾の航空会社として初めてボーイング787-9ドリームライナーを導入したことをアピール。今後も新しいサービスを多く打ち出していきたいと意気込んだ。

エバー航空は今年1月、エアライントレーディングスの「世界で最も安全な航空会社」20社に5年連続で選出されたほか、4月には世界最大級の旅行口コミサイト、トリップアドバイザーの「旅行者が選ぶ世界の航空会社トップ10」で5位になった。7月にも、英国の航空サービス調査会社、スカイトラックスの「2018年ワールド・エアライン・アワード」の航空会社ランキングで5位、項目別の評価「ベスト・エアポート・サービス」で1位に輝いている。

(汪淑芬/編集:塚越西穂)