喜劇『おそ松さん』6つ子インタビュー/第5回:小澤 廉(十四松役)「喧嘩して仲直りして、家族の絆は深まっていく」

舞台『おそ松さん』の公演がないあいだも、十四松のことを考えていたという。アニメを見ながらゲラゲラ笑ったり、癒されたり勇気づけられたり。画面の中を覗き込みながら、十四松をふたたび演じられる喜びを噛みしめていたに違いない。小澤 廉の十四松は、研ぎ澄まされた感覚と抜群の運動神経、そして、キャラクターへの深い愛情でできている。

赤塚不二夫原作の『おそ松くん』が大人になった姿を描いたTVアニメ『おそ松さん』。その作品を舞台化した『おそ松さん on STAGE〜SIX MEN'S SHOW TIME』は、全公演満員御礼の大ヒットを記録し、今年2月に上演された第2弾も変わらぬ人気ぶりを見せた。そして、第3弾となる喜劇『おそ松さん』が11月15日に幕を上げる。

ライブドアニュース編集部は今からおよそ2ヶ月前、都内スタジオにてパンフレット撮影中の6つ子を突撃取材していた。第5回は、異常に明るく、異常にバカ。“明るい狂人”こと五男・十四松を演じる、小澤 廉のインタビューをお届けする。

※超人気舞台ゆえチケットは完売しているが、千秋楽のライブビューイングで6つ子の勇姿を目に焼き付けようじゃないか。クズでニートでおまけに童貞だけれど、こんなにも愛おしい6人は世界中どこを探してもいないのだから。
撮影/すずき大すけ 取材・文/野口理香子
デザイン/桜庭侑紀

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原作をなぞるだけじゃなく、小澤 廉がやる意味を込められたら

松ステ第3弾となる喜劇『おそ松さん』の上演を前に、今のお気持ちはいかがですか?
ようやくできるなーっていう気持ちです。十四松をずっと変わらず愛し続けていたので。舞台『おそ松さん』の公演がない期間も、アニメを見て勇気づけられたり笑わせてもらったり。ようやくその十四松になれるんだ!って気持ちです。
松ステ第2弾を振り返っていただきたいのですが、第1弾が大好評だったゆえに、パワーアップしたものを見せなければというプレッシャーもあったと思います。
カンパニー一同、第1弾を越えないといけないよねっていう気持ちでひとつにまとまっていました。そして第1弾があったからこそ、もうちょっと自分たちの色も入れていくべきじゃないかと。お兄さん方もアドリブを入れてきましたし、十四松も原作をなぞるだけじゃなくて、小澤 廉がやる意味を込められたらと。第1弾の十四松のことは忘れて、もう一度新しい十四松を作りあげようという気持ちでした。
第2弾では、キャラクターの二面性も深く描かれているように感じました。演じる際に大事にしたことは何ですか?
十四松って予測不能なところがありますよね。人の話を聞いているようで聞いてなかったり、えっ、そこ聞いてるの?ってところがあったり。お客さんの予想を裏切ることを大事にしていました。あとはよく笑うことですね。みんな面白い人たちなので自然と笑えるんですが、十四松はずっと笑顔でいることが大切で。ふとしたときにフラットな表情になるのが、サイコパス感があっていいですよね(笑)。
2階から1階へダイナミック移動する姿に、客席からは驚きの声があがっていました。
「やれる?」って聞かれて、「あ、はい、やれます」って(笑)。見てる側は「おお!」ってなったと思うんですけど、やる側からすると、そんなに怖くないんですよ。もちろん安全を考慮してますしね。

じつは(高崎)翔太くんが「前転でいけ!」って言って、ぐるっとまわってハンドスプリングみたいな感じで下りるっていうのを一回、稽古でやってみたんです。できたことはできたんですけど、これは見てる人たちが引いちゃうかも……と。あいだをとって、ああなりました(笑)。
楽屋に入ってきたときは誰?ってなるくらい、オンとオフのギャップが激しいと伺ったのですが、十四松スイッチが入るのはどのタイミングですか?
舞台上に出る寸前まではオフです。一松兄さんのセリフのあとに俺の出番だぞっていう場合は、一松兄さんがセリフを言った瞬間にスイッチが入るんですよ。はっはっはって口をあけてちょっと笑って、それで十四松になってパーンって舞台に出る。
スゴい……!
ずっと十四松だと怖いじゃないですか(笑)。6つ子の中でいちばんオンとオフが激しいかもしれないですね。

舞台には、ミスがミスじゃなくなる瞬間がある

観劇後に兄弟っていいな、家族っていいな、とほくほくする気持ちに包まれました。小澤さんは舞台『おそ松さん』を経て、家族観に変化はありましたか?
一緒に暮らしていれば、いいこともあるし嫌なこともありますよね。喧嘩したあとってめんどくさいから逃げ出したくなるじゃないですか。でも兄弟だから、逃げ出しても帰る場所は一緒だし、仲直りしなきゃいけない。そういうことも乗り越えるから、家族の絆は深まるんだなぁと。
小澤さんご自身は、2人兄弟の弟なんですよね。
はい、兄貴がいます。4個差です。あっちが高校で、俺が中学くらいのときは、どっちも思春期でイキってたので(笑)、めちゃくちゃ喧嘩してました。でも僕の兄はすごく優しい人です。当時は喧嘩ばかりしてたから、優しいだなんて思ったことなかったけど、今思うと、小さい頃から今もずっと僕のことを気にかけてくれているし。大人になって気づく、兄弟のよさってありますよね。

だから僕が将来、結婚したら、子どもには兄弟を作ってあげたいって思います。ふたりのほうが手を取り合って生きていけるんじゃないかなって。
6つ子を演じるキャストも、本当の兄弟のような関係なんでしょうね。
そうですね。言葉にしなくても意思疎通できる感じがあります。舞台上でアクシデントというか、いつもと違うことが起きたときに、誰かが必ず助けに行くんです。普段の関係性が出るところ。それが“カンパニー力”って言われるんですけど、舞台『おそ松さん』のカンパニー力はスゴいと思います。

ミスがミスじゃなくなる瞬間があるんですよね、舞台って。その瞬間は役者としてやりがいを感じますし、役者の仕事をしていていちばん楽しい瞬間かもしれません。
喜劇『おそ松さん』、すでにチケットが完売しております。松ステがこれだけたくさんの人に愛される理由は何だと思いますか?
笑いがいっぱいある舞台だからかな? やってる僕たちも見てくれるお客さんも、みんな笑ってる作品だなって。笑うと幸せな気持ちになりますよね。

アニメは絶大な人気がありますが、それに甘んじることなく、僕らは芝居と向き合っています。前回の公演後に、SNSで「アニメも最高だし、舞台も最高だよ」、「舞台も見に行ったほうがいいよ」っていう投稿を拝見したんです。アニメのいいところも舞台のいいところも余すことなく表現できているから、たくさんの人が見に来てくださるのかなと思います。

緊急!6つ子アンケート

小澤 廉(おざわ・れん)
1991年8月12日生まれ。神奈川県出身。A型。主な出演作品は、ミュージカル『薄桜鬼』(藤堂平助役)、「ダイヤのA」The LIVE(沢村栄純役)、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』(明星スバル役)、舞台&ドラマ『男水!』(平 光希役)、舞台『夢王国と眠れる100人の王子様 〜Prince Theater〜』など。アイドルグループB2takes!のメンバーとしても活躍中。

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出演作品

喜劇『おそ松さん』
11月15日(木)〜11月20日(火)@日本青年館ホール
11月23日(金・祝)〜11月25日(日)@京都劇場
○千秋楽のライブビューイングが実施決定!
11月25日(日)17:00上映開始
チケット 3800円(税込/全席指定)
※別途プレイガイド手数料がかかります
https://osomatsusan-stage.com/6tsugo/

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、小澤 廉さんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2018年11月21日(水)12:00〜11月27日(火)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/11月28日(水)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから11月28日(水)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき12月1日(土)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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