半自動式の拳銃。米テネシー州ナッシュビルで開催された全米ライフル協会(NRA)の年次総会で(2015年4月10日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】米イリノイ州警察は13日、シカゴ郊外のバーで発砲した男を取り押さえた「勇気ある」黒人警備員を撃って死亡させた白人警官を調査していると明らかにした。

 事件は11日未明、シカゴの南約30キロのロビンス(Robbins)にあるバーで起きた。店内で口論があり何者かが発砲したため警備員のジメール・ロバーソン(Jemel Roberson)さん(26)が止めに入った。地元警官数人が現場に駆け付けた時には、銃を持った男を含め4人が負傷していたが、いずれも命に別条はなかったという。

 地元テレビ局WGNのインタビューに応じた目撃者によると、そこへ近隣のミドロジアン(Midlothian)から到着した警官が、「誰かをうつぶせにさせて、動かないように背中から膝を当てて床に押し付け、銃は背中に回していた」ロバーソンさんに発砲した。ロバーソンさんは「security(警備)」の文字が入った制服を着用していた。

 目撃者は「その場にいた全員が『警備員だよ!その人は警備員!』と悲鳴のような叫び声を上げた」「(しかし警察は)銃を持った黒人を見たら基本的に殺すんだ」と語った。

 ロバーソンさんは搬送先の病院で死亡した。発砲した警官は調査を受けているが、公式にはその身元は明らかにされていない。しかし警察の事務職員はこの警官が白人で、調査の間、管理休暇に入ったことを確認した。

【翻訳編集】AFPBB News