ボルシア・ドルトムントの若き守備の要、スイス代表マヌエル・アカンジが、母国のTV局srfに出演し、そこで披露した1つの特技が話題となっていることを、大衆紙ビルトが伝えた。

 ランダムに選出された観客から出題される計算問題を、司会者が電卓を片手に、そしてアカンジは暗算で対決。まず最初に出題したのは「24掛ける75は?」というものだったのだが、これにアカンジは間髪おかずに「1800」と即答。そして司会者がその後に計算機で出した答えも、全く同じ1800を指し示していたのだ。

 「25の倍数は計算しやすいしね」とアカンジ。そこで次に観客が出した問題は、「33掛ける97は?」というもので、これには一瞬考えたアカンジだったが、またしても「3021」と即答。

 観客からは驚きと拍手が送られ、アカンジ自身は少し恥ずかしそうに、笑顔を浮かべ座っていた。