画像はYouTubeのスクリーンショット

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 「ポケットモンスター」をハリウッドが実写映画化した『名探偵ピカチュウ』の海外版予告編が公開され、反響を呼んでいる。日本時間13日深夜2時にワーナー・ブラザースのYouTubeで公開された映像は16時時点ですでに再生回数930万回を超え、映画の公式Twitterに投稿された動画も700万回再生を突破し、9万以上のリツイート、19万以上の「いいね」を記録している。

 ポケモンと人間が共存しているポケモンファンにはたまらない映像の中で特に注目されているのが、人間の言葉をしゃべるピカチュウだ。日本では声優の大谷育江による可愛らしい「ピッピカチュウ!」「ピカピカー!」などでおなじみのピカチュウだが、今作では『デッドプール』シリーズなどで知られる42歳の男性俳優ライアン・レイノルズが声を担当。予告編の中では女性に「かわいいー」と言われ「君もかわいいよ」と返したり、主人公のことを「キッド」と呼んだりと“おっさん感”があふれている。

 日本から渡辺謙も参加している本作では、ひょんなことから仲間になった主人公ティム(ジャスティス・スミス)とピカチュウが、行方不明の父親を捜すさまが描かれている。ニンテンドー3DS用ゲームソフト「名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜」が基となっており、同ゲームに登場していたのも「人間の言葉を話し、憎まれ口を叩いて、コーヒーが大好き」な“ひと味違う”ピカチュウ。声はアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのナレーションなどで知られる大川透が担っていた。

 Twitterには「声がおっさん!」「おっさんすぎる」「モフモフだけどおっさん」などピカチュウに反応する声が寄せられ、「リザードンかっこいい」「バリヤードが怖い」「プリンがマイク持ってる」「コダックもいる」など様々なポケモンに注目したツイートが上がっている。映画は2019年5月11日に全米公開。(編集部・海江田宗)