ジャンプで転倒する宇野昌磨(撮影・持木克友)

写真拡大

 「フィギュアスケート・NHK杯」(9日、広島県立総合体育館)

 男子シングルSPが行われ、平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=は92・49点で首位に立った。ただ、2番目の要素に組み入れた連続ジャンプで、4回転ジャンプであるにも関わらず回りすぎてしまい転倒。大きく得点を落とした。

 「4回転トーループの失敗は思い切りいっての結果なので仕方ない。試合になるとジャンプがいつもより回ってしまう。気合が入ると回りすぎてしまう。僕の全力だとこういうジャンプになってしまう」と分析した。「いろいろ取り組んでいきたい。体が動きすぎるのはいいように思われるかもしれないけど、失敗の原因になっている以上、改善する必要がある」と今後の課題とした。10日のフリーへは「今更、何かすることはないので、全力で頑張ります」と語った。

 この4回転トーループからの連続ジャンプでは、出来栄え点が-4・75点となり、大きくロスしてしまった。しかし、冒頭の4回転フリップ、さらに後半の3回転アクセルは加点を得ていた。演技構成点も44・58点と2位のセルゲイ・ボロノフ(ロシア)よりも3・31点高く、もしもコンビネーションジャンプが決まっていれば…という結果になった。

 2位のボロノフ(ロシア)は91・37点。日本勢では山本草太(18)=中京大=が74・98点で6位。佐藤洸彬(22)=南部美人=が67・38で10位スタートとなった。